2023.10.27

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元TOKIO山口達也さん「ブラックアウトをしないと1日が終わらない」“依存”の理由に向き合い、語ったこと

「”ブラックアウト”をしないと1日が終わらない」

その後、山口さんは、仕事の緊張感やストレスで、睡眠障害を患います。

「あすも仕事だし早く寝たいな、でも寝られずにまた酒を飲んで、気を失うまで飲む。そういうふうにブラックアウトしないと1日が終わらないんですよね」

1人で自宅で深酒をするようになった山口さんは、眠るために酒を利用するという飲み方に変わっていきました。

「病院で処方された精神安定剤や睡眠薬を飲んでも眠れずに、お酒で薬を流し込む日々が始まりました。ブラックアウトをしないと次の日を迎えられない」

このころから次第に、自分の意思で酒をやめることができなくなっていったといいます。
そして自分を傷つけるように酒を飲み、周囲にも迷惑をかけるようになっていきました。

「酔うために使用する、味なんてどうでもいい、もうお酒の味なんてどうでもよくなっていた」

2018年の未成年者への強制わいせつ事件。そして芸能界を離れた後の2020年、酒気帯び運転でのバイク追突事故。

「お酒の酔いとかが全部まひさせて、私はハンドルを握っていることを覚えていないんですよね。そこで初めて、底つきという体験をしました」

”底つき体験”とは、逆境に直面し現実を受け入れ始める体験といわれています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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