砂の上に産まれ落ちた、小さくて、でも大きなゾウの赤ちゃん。
産まれたときからしっかりお鼻もながーいんです。
お母さんになったのは、札幌市円山動物園で暮らす、
メスのアジアゾウ、パール。
ゾウの妊娠期間は人間の2倍以上の約22か月。
ゆっくり大きくなった赤ちゃんは、おなかの中でも元気いっぱい!
鼻をこちらに向けてあいさつしているみたい!
8月に入ってすぐ、パールに陣痛の兆候が現れました。
そして8月19日についに出産のときが訪れます。
強い陣痛がきてからわずか1時間弱…
北海道で初めての、ゾウの赤ちゃんが誕生しました。
すぐにおっぱいを飲みはじめ、
パールとぴったり寄り添って歩く赤ちゃんはやっぱりかわいい!
実は、こうして自由に、砂の上で産まれる赤ちゃんなんて、全国で初めて。
そして、出産の瞬間には今後の子育てのカギも見えてきました。
初めてづくしの赤ちゃん誕生の裏側には、着実に「繁殖」へ歩んできたゾウと飼育員の物語が…
「奇跡」の安産…ゾウの赤ちゃん誕生!その瞬間に見えたスゴイ行動【札幌・円山動物園】でたっぷりお伝えしています。
※掲載の内容は取材時(2023年8月)の情報に基づきます。
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