2023年もあっという間に半年が過ぎ、折り返しの時期になりました。下半期がスタートした7月は、自分自身を振り返るのにふさわしいタイミン2グでもあります。
そこで今回は、2023年1月~6月までにSitakkeで掲載した記事の中から、多くの人に読まれた記事を月ごとに3本ずつご紹介します。
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この記事では【2023年6月によく読まれた記事】をご紹介します。6月5日に公開した「北海道のかわいい動物たち」をテーマにした記事です。
北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年5月29日〜6月2日ピックアップ分)
公式インスタグラムにて、先週の木曜日にご紹介させていただいたカワアイサの親子ですが、無事、1.5km離れた、川までお引っ越しを終えたようです。
たくさんのボランティアの方々が、国道のクルマに止まってもらったり、通り道を先回りして、犬を散歩させる方に待ってもらったりと、多くの方々に見守られてのお引っ越しでした。このような、とてもあったかなお引っ越しが、これからも続くことをお祈りいたします。ボランティアの皆さま、大変お疲れ様でございました。
先週は、北海道内のいくつもの場所でシマエナガが巣立ったという情報が入りました。シマエナガは、子だくさんな鳥で、この場所のシマエナガは、11羽きょうだいだったそうです。巣立ちをしてしばらくすると、ヒナがズラリと一列に並んで、いわゆる「エナガだんご」という状態になります。
寒さをしのぐために身をよせあってあたためあう、と書いてある図鑑などもありますが、気温が30度くらいの日でも、だんごになるので、並ぶ理由は、どうやら寒さではないようです。
たくさんのヒナに効率良くエサを与えるために、親鳥がヒナを誘導して、並ばせているのではないでしょうか。
ヒナのうちは顔は真っ白ではなく、本州のエナガのように目のまわりが黒っぽいのですが、成長とともに真っ白になり、〝雪の妖精〟になります。ヒナのうちは、エサをいっぱい食べるためか、みんな口が〝へのじぐち〟で、かわいいですねー。
大きめのケータイでご覧いただいてる方だと、これを2倍にしたら実物大の大きさとかなり近い感じ。
それくらい小さいのだけれど、とっても足長&美脚で、ハンパない〝妖精感〟の持ち主。日本で見ることが出来るドリの中でもっとも小さな、コチドリという鳥のヒナです。酔って真っ直ぐに歩けないことを〝チドリ足〟って言うのは、このコチドリに由来するといいますが、実際には親鳥も、生まれてすぐのヒナ鳥も、かなりのスピードで地面をかけまわり、望遠レンズで追いきれないこともしばしばです。
「きょうの1枚」でご紹介させていただいたものは、おそらく生まれてから3〜5日くらいでしょうか?
ちいさな翼を思いっきり伸ばして、「えいっ!」と、空を飛ぶ練習かな?
〝もふもふ〟が人気を集めるようになってから、かなりの時間が経ちますが、このエゾフクロウのヒナほど、もふもふな動物はいないのでは?といつも思っています。「きょうの1枚」に採用させていただいたこちらのお写真の、容赦ないもふもふぶりには、もう笑っちゃうしかありませんねー、もふもふの〝永世名人〟的な存在です。
でも、このもふもふのおかげで、木に同化してなかなか見つけにくかったり、巣穴から落ちても(よくあるのです)衝撃をやわらげる働きがあるのではと想像します。でも時々、伸びをした時、もふもふなカラダに隠された足が、予想以上に長くて、ビックリすることもありますが…。
子どもがクレヨンで描いたようなフォルム。
全身もふもふで、もしオレンジ色の瞳がなかったら、使い込んだヘチマたわしにしか見えない(失礼)かもしれませんねー。春に本州からやって来て、子育てをするオオコノハズクの赤ちゃんです。
オトナになっても、20cmくらいの大きさなので、こぶしを2つ重ねたくらいの大きさです。
地面をトコトコと歩いていたようです。
森を歩いていて、こんな子にばったり出会ったらと思うと、ドキドキしますねー。
文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。