2023.07.29

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「女性だから」あきらめるのは、もったいない。2人の女性エンジニアが描く、壮大な夢とは

自分がかかわる小さな部品が、宇宙につながる。
夢を追う2人の女性エンジニアがいます。

HBCでは、特集WEBサイト「HBC宇宙チャンネル」をオープンし、【あらゆる世代が期待感を持って暮らせる地域づくり】を目指し、宇宙にまつわる北海道の情報を発信しています。

HBCの糸賀舜(いとが・しゅん)アナウンサーが、宇宙で活躍するアナウンサーとなるべく道内各地で取材する「糸賀を宇宙に連れてって!」のコーナーでは、十勝の大樹町の宇宙ベンチャー・インターステラテクノロジズを取材しました。

インターステラテクノロジズを訪れた糸賀舜アナウンサー

インターステラテクノロジズは、社員130人のうち、100人ほどがエンジニア。
その中で、女性は2人です。

「私が作ったものが、宇宙へ」

「宇宙に行くの、『強いじゃん』『かっこいいじゃん』がまずあって」と話すのは、安井朋香(やすい・ともか)さん。

1ミリより小さい単位で、溝を削ったり…

細かい作業が壮大な夢につながります。

私が作ったものが『宇宙に到達しました』 ってなって、これは楽しいなって!」

MOMO3号機。民間単独で開発したロケットで宇宙に到達したのは日本初(動画提供:インターステラテクノロジズ)

「宇宙開発をやりたいのは、男性だけ・女性だけではない」

知念美貴(ちねん・みき)さんは、部品の検査などを担当。

この日は、水をポンプで流して部品に圧力をかけ、変形しないか・漏れがないか確認していました。

ロケットづくりの「安全」を守る、重要な仕事です。

知念さんは、「宇宙開発をやりたいのは、男の人だけ・女の人だけではないと思う」「女の人がいないという理由であきらめるのは、もったいない」と話します。

でも、それぞれに不安なこともありました。それでも今、笑顔でいられる理由とは?

「いわゆる街にいるOLもやってみたい」「機械加工で油まみれになる仕事でいいのか」と迷った時期もあるという安井さん。
普通科の高校を卒業し、アルバイトをしていた時期に出会ったある漫画で、未経験から宇宙業界に挑戦することを決めたという知念さん。

2人のストーリーは、連載「こう生きたっていい」でお伝えしています。
・安井さん⇒【「女の子で行っている人いないよ」それでも宇宙が好きだから…”2%”の女性エンジニアからのメッセージ
・知念さん⇒【漫画「宇宙兄弟」で人生が変わった。未経験から宇宙業界へ、”2%”の女性エンジニアからのメッセージ

HBC宇宙チャンネル」では、2人のインタビューを動画付きでさらにたっぷりご紹介しています!

文:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は取材時(2023年7月)の情報に基づきます。

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北海道の女性たちの明日につながる“きっかけ”を届けるWEBマガジン『Sitakke』と連動して、道内各地で根付くパートナーメディアの編集者や様々なゲストを交え、北海道各地で親しまれ愛される、ローカルな人、モノ、場所をお届けします!

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