「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2023年6月12日〜16日ピックアップ分)
とっても美しいお写真ですねー、まるで日本画のようです。
タンチョウは、卵を2つ産みますが、2羽とも成長するのはごくまれです。
カラスやキツネ、テンやハイタカなど、ヒナを狙う天敵がいっぱいなのです。
夕暮れどきに、子どもたちに、エサの取り方を教えているのでしょうか?
5月に誕生して、翌年の春に子別れするまでのおよそ10か月の間、タンチョウの父母は、いつもヒナに寄り添って、本当に惜しみない愛情で子育てをします。
〝子煩悩さ〟でいうと、鳥の中でトップに数えられるほど。
親と同じくらいの大きさにまでヒナが成長しても、エサを見つけるとすぐさまヒナに運ぶ姿をよく見かけます。
水面に映った木々の緑が、美しくて柔らかな模様を描いています。
その水面を、滑るようにやって来るのは、オシドリのヒナたち、今年初登場です!
オシドリは、カモの仲間ですが、マガモ、カルガモなどのヒナとくらべても、優しい顔立ちをしていますね。
まるで、お風呂に浮かべる〝アヒルのおもちゃ〟そのもの。
多いときには、15羽近くのヒナを育てますが、無事オトナになることが出来るのは、わずかに2〜3羽ほどだと聞きました。
池がある公園などにもいることもありますので、お出かけの時に、ちょっと気にしてみてはいかがでしょう。
とっても癒やされますよー。
左側が、この春生まれたばかりのヒナです。
カラダの大きさは、ほぼ親鳥と同じくらいになり、シッポもピンと長く、目のまわりが黒いのをのぞくと、もう立派なシマエナガですね。
自分で、エサになる虫なども、もう捕まえることができるのでしょう。
さて、右側は、かなり〝子育て疲れ〟が見てとれる、親のシマエナガ。
〝雪の妖精〟と呼ばれた、真っ白な羽毛もちょっとパサパサに…。
でも、一生懸命に、子だくさんの大家族を支える姿は、とっても美しく、輝いて見えますよー。
子リスのきょうだいが、じゃれあっているのか、ケンカしているのか、可愛らしいお写真ですねー。
まるで〝鳥獣戯画〟のようです。
冒険をして、ケンカして、折り重なるようにして眠って、子リスたちはそんな中から、生きる術を学んで、オトナになっていくのでしょうね。
まるで芝犬の子どものような、かわいい顔!こんな顔をした子ギツネがいるんだ!って驚くとともに、愛くるしい表情に見入ってしまいました。
キツネの顔って、家族や、地域によってまったく違うのです。
去年と同じような場所で子育てしているキツネは、去年の子たちと同じような顔つきをしていますし、たまに、遠くに出かけた時に会ったりする子ギツネは、やっばり場所が変わればキツネの顔も変わるもんだなあと強く感じるほど、違った顔に出会えます。
同じようなことは、エゾモモンガでも、シマエナガでも感じることがあるんですよ、ホント!
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■「やあっ!」冬支度してる? 僕は耳毛が伸びて、モッフモフだよ。