2023.05.28

暮らす

【自転車のプロに聞いた】より短い距離で止まれるブレーキのかけ方は?見直したいルールとマナー

5月19日、自転車が多く走る札幌の大通公園周辺で行われたのは、自転車の利用者に先月から努力義務となったヘルメット着用と、交通ルールの順守を呼びかける街頭啓発です。

道警や市の職員らが自転車に乗る人にチラシを配ったほか、交通ルールを書いた旗やプラカードを手に街頭に立ちました。

この日までに道内で起きた、自転車の利用者が関係するけがをともなう事故は、すでに125件にのぼります。

4月から努力義務となった、自転車のヘルメット着用。

これから利用が増える自転車の、ルールとマナーを取材しました。

連載「じぶんごとニュース

自転車のプロに聞いた、特に心がけたいルール

石狩市の小学校で行われた、自転車の交通安全教室。
講師は、プロのサイクリングガイド・サイクリングフロンティアの石塚裕也さんです。

ブレーキをかけるとき、片手でレバーを握るより、両手でレバーを握るほうが、短い距離で止まれることを実演で紹介しました。

また、特に乗り始めの時期には、タイヤの空気など自転車の点検も心がけてほしいと呼びかけ、子どもたちは真剣な表情で聞いていました。

参加した子どもは、「ブレーキがいつも右手だけだったので、両手やったほうがいいなと分かってよかった」「青信号でも右・左を見る」などと話していました。

石塚さんは、「自転車は車道を通るとか、逆走しないとか、だんだん周知はされてきていると思うけど、子どものうちから身につけてもらうことが、将来的にみんなが交通ルールを守ることにつながっていくのかなと思う」と話していました。

自転車の交通ルールを守らなくてはいけないのは、大人も同じですが…なかなか浸透していないのが現状です。

そこで、自転車のプロの石塚さんに、特に心がけてほしい自転車のルールを教えてもらいました。

「走る場所は基本的に車道だが、車道が危険な場合は例外的に歩道も走っていいというルール。でも、歩道上ではちゃんと歩行者を優先するとか、車道でも車の通行の邪魔にならないとか、道路をシェアするという気持ちで歩行者と車と共存できるような走り方をするのが大事」

そして、自転車に乗る人が増えると、一緒に増えるのが、路上の駐輪です。

大通公園の周辺には「1000台以上止められる大型駐輪場」や「狸小路からほど近い立体駐輪場」などが点在しますが、市の担当者とマチを歩いて見ると、歩道の脇に、10台以上の自転車を発見。

こうした中、札幌市は対策を強めます。
6月から、新たに大通西5丁目・6丁目から南側の、国道36号線にかけてのエリアを、自転車等放置禁止区域とするのです。

札幌市は、「安全な通行を確保するということや、車いす利用者・ベビーカーを押されている方の通行を確保するために、放置禁止エリアの拡大をしていきたい」と話します。

これに合わせて、新しい駐輪場も整備。
その場所が、7月にオープンするモユクサッポロの地下。全部で743台の自転車が停められるそう。
駐輪場からは、ポールタウンにも出ることもできます。定期利用の受け付けは、5月18日から始まっています。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は放送時(2023年5月11日、19日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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