2023.03.27
食べる開店前から行列のできる店!
おいしさの秘訣は、「米粉」です。
輸入小麦の値上げによって、注目が高まる「米粉」。
前編では、週5日も料理に活用しているという家庭をご紹介しましたが、今回は、札幌の米粉スイーツの店をご紹介します。
札幌の円山エリアに、毎週日曜日だけオープンする「MONO(モノ)」。
道内各地からも多くの人が訪れ、この日は20人以上の行列ができていました。
ほぼ毎週来るという常連客もいて、「日曜日の楽しみにしています。ヘルシーなカヌレなのと食感が他とは違うところが好きです」と話していました。
店内には、色あざやかなストロベリーや、イチジクとホワイトチョコレートなど、9種類の米粉のカヌレが並びます。
カヌレには、東川町産のお米から作った「米粉」を使っています。
旭川出身のパティシエ・齋藤智博(さいとう・ともひろ)さん。
本来、小麦粉を使う洋菓子に、米粉を使おうと思った理由は?
「やっぱり地元のものを使った商品を作りたいなと思いまして、東川はお米がおいしいところですので、そのお米を米粉にして作れるスイーツが何かないかということで、カヌレに着目しました」
製粉会社にカヌレ専用の米粉をひいてもらい、ひとつひとつ手作りする、こだわりのカヌレです。
外はカリッと、中はクリームのようにトロッと!食感が魅力です。
そのおいしさは口コミで広がり、去年は、デパートなど道内14か所の催事に呼ばれました。
また、ホームページでのオンライン販売も、売り切れ商品が続出する人気ぶり。
スイーツ業界でも、「米粉」がヒットの予感です。
【前編:パリパリ食感に子ども大喜び!油の吸収率カットで胃にも優しい!「米粉」活用のメリット】
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年3月20日)の情報に基づきます。
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