HBC「ブラキタ」のコーナー「有野食道」。様々なグルメがある中で、1つのジャンルに詳しい達人が、よゐこ有野さんに堪能してもらいたい究極の一品を紹介します。
今回の達人は、フードライターとして活躍する小西由稀さん。
札幌を拠点に北海道の魅力的な食を伝える本を出版し、今までに訪れた飲食店は、およそ5000軒!
そんな札幌グルメの達人の小西さんがチョイスしたのは…
だしがきいた、寒い今だからこそ食べたくなる 「究極のおでん」!!
時代に合わせて職人さんならではの遊び心も加わっていて、常に飽きさせないのが魅力だそう!
達人大絶賛のおでんが食べられる店は、すすきの駅から歩いてすぐの「おでん一平」。
御年80歳の店主が生み出す、昔懐かしい雰囲気が心地よい、
ミシュランビブグルマンにも選ばれた名店なんです!
整然と並んでいるおでんの具材から、大将の性格が読み取れます。
こちらの店のこだわりが、箱ごとに温度を調整しているところ!
グツグツしすぎず、それぞれの具材に適した温度になっているんです!
なんと達人は一平さんが好きすぎて、写真家の方とデザイナーの方と一緒に、フォトブックを作成しちゃったそうです!
お仕事の美しさとご夫婦の人柄が詰まった作品になっています。
今回は、達人おすすめの具材をいただきます!
はじめに、王道の大根をセレクト。
じっくり愛でるように見ると、達人曰く、分厚い大根が風景みたいに見えるのだとか…
おでんの出汁にはメジマグロ節を使用していて、ほんのりとした甘みと上品な味が具材のうまみを最大限に引き出しているんです!
大根は、沸点まで達した「だし」に入れて、火を止めて朝まで置いたもの。
有野さんも「だしが染みていて、うまい!」と話します。
続いていただいたのは、ホッキ貝。
ホッキの火入れはまさに職人技。絶妙なタイミングで「だし」から取り出し、風味を豊かにする岩のりをふりかけ完成!
のりの香りが通り抜けた後、噛むたびにホッキ甘みを楽しめます。
続いて、こちらでしか味わえない、穴子のおでんをいただきます!
一度オリーブオイルで焼くことでサクフワッとした食感を生み出しています。そこに「だし」と岩のりと山椒を振った香り豊かな穴子。
ふわふわとした食感にピリッとした山椒がマッチしています!!
最後に達人おすすめ、究極のおでんのしめ 「茶飯」をいただきます!
醤油、砂糖などで味付けをした上品なご飯に、漬物とみそ汁がセットになった創業から続く〆の一品!
絶妙な味加減のおみそは奥様が作っているとのこと。
やさしい味わいが口いっぱいに広がり最高の〆です。
まだ寒い時間帯もある今の時期、身体の芯から温まるおでんを、ぜひ食べてみてはいかがでしょうか。
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おでん一平
札幌市中央区南3西3
営業:ごご5時~10時
定休日:日曜、月曜、祝日
※掲載の内容は「ブラキタ」放送時(2023年2月25日)の情報に基づきます。
動画はこちら!
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