2023.02.03

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78歳の「ひとり雪まつり」!孫のために毎年欠かさず、雪像を手づくりで【札幌】

着々と作られる大雪像!

大規模開催は、3年ぶりとなる「さっぽろ雪まつり」。
2月4日(土)~11日(土)まで、「大通」と「すすきの」の会場で、160もの雪や氷の像が並ぶ予定です。

そして!こちらも注目!

札幌の住宅街で開催される、“ひとり雪まつり”!
1月27日、制作中の様子を見に行くと…こちら、何の雪像か、わかりますか?

熊谷宏之さん・78歳。
なんと、自宅の前に雪像を作り続けて24年という、すごい人なんです。

「孫がすごい喜ぶんですよ」と話す、熊谷さん。

12月には、高さ3メートル以上のクリスマスツリー。

1月には、キャラクター。

2月になると、サクラの木。

さくらひとつひとつが緻密

雪像を毎年欠かさず作ってきました。

ことしの“ひとり雪まつり”のテーマは、2歳になる孫が大好きという「アンパンマン」です。

雪像づくりは、綿密な設計図を作るところから始まります。
「すごい大事。これがないと、ちょっとできないですね」

「3週間かける」という雪像づくりに一番大事なのが、雪をしっかりと固める作業。

「雪づくりが3分の1。自衛隊がどんな風に雪の塊を作るのか聞きました」

人形を首からぶら下げているのは、立体感をしっかり見比べるためです。
メジャーを使って、設計図通りのバランスになっているかも入念にチェックします。

毎日朝から夕方まで向き合って完成させる、手づくり感たっぷりのかわいい雪像。
しかし、3日間ほどしか見ることができないと言います。

「2月に入ったら今度はサクラの木をつくらなくちゃいけない。アンパンマンは壊しちゃうの」

取材から3日後、壊す前の、貴重な完成姿の写真を送ってくれました。

アンパンマンのほかに、毛糸を使って描かれたほかのキャラクターの姿もあります。

熊谷さんは、「アンパンマンの表情のバランスが一番苦労したポイントです」と話していました。

***

道内各地で開催される、冬のまつり。前編の記事では、ブラッシュアップした「層雲峡温泉 氷瀑まつり」の見どころをお伝えしています。
⇒【「こんなの見たことない」幻想的な氷の世界が、ブラッシュアップ!層雲峡温泉 氷瀑まつり

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は放送時(2023年1月27日、2月1日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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