あわや大事故となるところでした。
1月、札幌市東区の商業施設で、4歳の男の子がエスカレーターに長靴を巻き込まれ、消防に救助されました。
エスカレーターの事故、注意すべき靴とは?
連載「じぶんごとニュース」
下りのエスカレーターの降り口付近で、救助にあたる消防隊員。
1月5日午後1時前、札幌市東区の商業施設で、「男の子がエスカレーターに足を挟まれた」と消防に通報がありました。
消防などによりますと、足を挟まれたのは4歳の男の子で、下りのエスカレーターに、親の横に並んで乗っていたところ、降り口でエスカレーターに長靴を巻き込まれたということです。
男の子にけがはありませんでした。
これは製品評価技術基盤機構=「NITE」の実験映像です。
樹脂製のサンダルがエスカレーターの手すり部分やステップの間に巻き込まれています。
NITEによりますと、樹脂製のサンダルが流行した2007年に調査した際、サンダルや長靴がエスカレーターに巻き込まれる事故は、わずか8か月間で、全国で66件に上りました。
NITEは、樹脂製のサンダルや長靴は「滑りにくく」「柔らかい」ことなどが、巻き込まれやすくなる原因とみています。
札幌市消防局によりますと、過去5年間、札幌で同様の事故は起きていませんが、雪が積もり長靴を履く機会が増える冬場も、エスカレーターの巻き込まれに注意が必要です。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は放送時(2023年1月5日)の情報に基づきます。
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