2023.01.14

暮らす

4歳の男の子「足を挟まれた」…エスカレーターの事故、注意すべき靴とは?

あわや大事故となるところでした。

1月、札幌市東区の商業施設で、4歳の男の子がエスカレーターに長靴を巻き込まれ、消防に救助されました。

エスカレーターの事故、注意すべき靴とは?

連載「じぶんごとニュース

下りのエスカレーターの降り口付近で、救助にあたる消防隊員。

1月5日午後1時前、札幌市東区の商業施設で、「男の子がエスカレーターに足を挟まれた」と消防に通報がありました。

消防などによりますと、足を挟まれたのは4歳の男の子で、下りのエスカレーターに、親の横に並んで乗っていたところ、降り口でエスカレーターに長靴を巻き込まれたということです。

男の子にけがはありませんでした。

これは製品評価技術基盤機構=「NITE」の実験映像です。

樹脂製のサンダルがエスカレーターの手すり部分やステップの間に巻き込まれています。

NITEによりますと、樹脂製のサンダルが流行した2007年に調査した際、サンダルや長靴がエスカレーターに巻き込まれる事故は、わずか8か月間で、全国で66件に上りました。

NITEは、樹脂製のサンダルや長靴は「滑りにくく」「柔らかい」ことなどが、巻き込まれやすくなる原因とみています。

札幌市消防局によりますと、過去5年間、札幌で同様の事故は起きていませんが、雪が積もり長靴を履く機会が増える冬場も、エスカレーターの巻き込まれに注意が必要です。

連載「じぶんごとニュース

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は放送時(2023年1月5日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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