今季一番の冷え込みの中で、十勝の池田町では甘口のデザートワイン・アイスワイン用のブドウの収穫が行われました。
アイスワイン用のブドウは、凍結することで果汁の甘みが凝縮されるため、池田町では、毎年、ブドウの実が凍るとされるマイナス10度を下回る時期に収穫しています。
この日、12月19日の池田町の最低気温は、マイナス21度。
町営のブドウ畑では、30人余りが凍える寒さと戦いながら、町独自の品種「山幸」を354キロ収穫しました。
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の田村嘉浩栽培係長は、「かなり体も冷え込み、手先も寒いが、これは最終的にいいワインになるのでみんなで頑張って収穫している」と話していました。
池田町でこの冬に仕込んだアイスワインは、来年のこの時期に1200~1300本程度が販売される予定です。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2022年12月19日)の情報に基づきます。
■「自分でつくるものよ」厳しい"義母"からの一言…わたしの人生が変わった瞬間 #読者投稿
■ クマ出没を「他人ごと」に思っていた大学生の僕が、初めてクマと向き合ってわかったこと
■名前も知らない人の子を身ごもって…孤立した妊婦の未来を変えた、ある出会い【後編】
記事一覧から探す:いろんな価値観や生き方に触れてみたい方はこちら