2022.12.10

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アザラシの赤ちゃんに、シマエナガ!ブームの火付け役となったカメラマン・小原玲さん

アザラシの赤ちゃんに、シマエナガ。
いずれもブームの〝火付け役〟となったのは、1人のカメラマンでした。

北海道のかわいい動物の写真を、インスタグラムで毎日配信する、「北海道3大かわいい動物」プロジェクト

きょうは、「かわいい!」に、命をかけたカメラマン・小原玲(おはら・れい)さんのお話です。

報道写真家として活動していた小原さん。
その後、アザラシの赤ちゃんと出会い、1990年に初めての写真集を出版。
日本中に〝アザラシの赤ちゃんブーム〟を巻き起こしました。

しかし、地球温暖化のせいなのか、アザラシの写真をまったく撮ることができない年も。

そのときに出会ったのが、シマエナガでした。

正面から見た顔…、アザラシと似ていると思いませんか?

小原さんの写真によって、シマエナガは〝雪の妖精〟として、日本中に知られるように。

「最初は『かわいい』だけでいいと思うんです。そうやって『かわいい』がきっかけになって、森への好奇心が始まっていく」

「かわいい」と思う気持ちは、いつしか、その動物たちを「守りたい」という行動につながると、小原さんは、いつも話していました。

北海道で、エゾモモンガの撮影に夢中になり、これまであまり見ることが出来なかった夜のモモンガ達や、モモンガの赤ちゃんの姿を次々と見せてくれた小原さん。

去年の夏の終わり、〝末期のがん〟が見つかりました。

そして、2021年11月17日…。まだ、60歳でした。

小原さんが亡くなって1年。

ご家族の手によって、エゾモモンガの写真が、1冊にまとめられました。

森のちいさな天使 エゾモモちゃん (講談社ビーシー)

実は、「北海道3大かわいい動物」プロジェクトも、小原さんから大きなヒントをいただきました。
特別記事では、一緒にモモンガを撮影していた日々のことを、写真集・未掲載の写真とともにお伝えしています。
⇒【「かわいい」に命をかけたカメラマン・小原玲さんと、エゾモモンガの赤ちゃん

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北海道の女性たちの明日につながる“きっかけ”を届けるWEBマガジン『Sitakke』と連動して、道内各地で根付くパートナーメディアの編集者や様々なゲストを交え、北海道各地で親しまれ愛される、ローカルな人、モノ、場所をお届けします!

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