札幌の中央区にある「ホテル グレイスリー札幌」は朝食ビュッフェを目当てに宿泊する人がいるほどの人気ぶりです!
ビュッフェである以上、料理が何もないという訳にはいきません。
常に料理を用意するため、どうしても余ってしまう物もあるのだそう。
日によって利用するお客さんの数はバラバラで、どんなに工夫をしても作る量を見極めるのは困難だと言います。
そこで、フードロス削減に一役買っているのが…
美味しいグルメがお得にゲットでき、フードロス削減にも繋がるフードシェアリングサービス「TABETE」。
安全に食べることができるが廃棄になってしまいそうな商品の情報をアプリ上にお店ごと掲載しています。
フードロス削減に貢献したい人とフードロスを少しでも減らしたい店を繋ぐサービスなんです。
「ホテル グレイスリー札幌」の朝食ビュッフェでは、余ってしまった料理を弁当にして販売。
弁当の中身は日替わりで提供しています。
この日は、ザンギや焼き鮭、ラタトゥイユ、蒸し野菜など計7品が詰まったおよそ700gのボリューム満点のお弁当です。
お値段なんと450円!
「TABETE」に出品をするとすぐに売り切れ!
1日に2~3個のお弁当をレスキュー依頼しているそうです。
1か月でおよそ30キロのフードロス削減し、ホテル側のフードロスに対する意識自体も変わったのだそうです。
さらに、レスキュー依頼しているお店は他にも…
大同生命札幌ビル ミレドの地下1階にある「ブールアンジュ札幌店」。
厳選した小麦粉と旬の食材を掛け合わせて作るこだわりのパンが並ぶお店です。
こちらでは、「TABETE」をどのように利用しているのでしょうか?
形が崩れたものや穴が開いたもの、まだ食べられるが店頭には出せないパンは通常廃棄になってしまいます。
そいった商品をお客さんにレスキューしてもらう形で「TABETE」に出品しています。
毎月、大きなゴミ袋に5,6袋以上はフードロスを削減出来ているそう。
本来、捨てられているパンをお客さんにレスキューしてもらって毎日フードロス削減を実感していると言いいます。
スーパーなどで割引されたものを買うことが一般で、今までもフードロス対策はありました。
しかしその場合、客側はラッキーという気持ちで買うことはできますが、フードロス削減の貢献になっているのか意味づけはされていませんでした。
それを「フードレスキュー」という言葉で捉えることによって、利用者はTABETEを通さなくても様々な場所で「フードレスキュー」をしようという発想や行動に出来たらいい。と「TABETE」の運営者は言います。
フードシェアリングサービス「TABETE」は誰でも簡単に利用することができます。
捨てられるはずだったものを「フードレスキュー」してみてはいかがでしょうか。
※掲載の内容は番組放送時(2022年11月29日)の情報に基づきます。
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