北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2022年9月12日〜16日ピックアップ分)
この間、台風が北海道をかすめて札幌近郊に強い風が吹いたときに、木からクルミのフサが、いくつも落ちているのを見かけました。
ちょうどいま、ひと冬ぶんの木の実を集めて、地面に埋めているエゾリスさん達にとって、まさに〝天の恵み〟だったかもしれませんね。
「きょうの1枚」に選ばせていただいたお写真も、そんなシーンかもしれません。
フサごと、ワッセワッセと巣の近くまで運び、バラバラにして土に埋めたり、巣に運んだり。
日の出から昼前までずっと、何度も往復して、せっせと〝冬支度〟に励みます。
午後には、パッタリと姿を見かけなくなるのは、お昼寝なのでしょうか。
地面に置かれたリュックの下から、ニュッと登場したエゾオコジョ、本物です!
キーホルダーではないですよー。とっても珍しいお写真ですねー。
ポケットに入っているペットボトルが500mlだそう、なので大きさ(小ささ)がとっても良くわかりますね。
別な方から聞いた話ですが、足元を見たらエゾオコジョが、自分の靴に手を置いて立ち上がっていて、あわててカメラで撮ろうとしたけど、近すぎてピントがこなかったとか。
なかなか会えないエゾオコジョ君ですが、会えたときは、思ったより近づいてくれてビックリ!という話は良く聞きます。
それにしてもこのお写真は貴重ですねー、ありがとうございました。
今週もシマエナガちゃんのかわいいお写真が届いています。
夕方近くなのでしょうか、ちょうど差し込んだ光が、シマエナガに当たって、鏡のような水面に美しく映り込んでいますねー。
きっと「鏡よ鏡…この世でいちばんかわいい鳥はだあれ?」と問いかけているのでしょう。
エナガの名前は、「柄長柄杓(えながひしゃく)」に由来するとも言われます。
「柄長柄杓」とは、神社に参拝する前に口をすすぐ、「お手水」に置いてある、持ち手の長いひしゃくのこと。
このお写真でも、シッポをピンと伸ばしていて、見かたによっては、ひしゃくに見えませんか?
こんな風に、水辺にやって来た姿を見て、えながひしゃくのような鳥って言われるようになったのかもしれませんね。
「うまく隠れてるから、そっちからアタシのこと、見えないでしょ!」とでも言いたげな感じ、いたずらっぽい目がなんともかわいいですねー。
イチイ(オンコ)の実を食べていますね、私も小学校の帰り道で、良く食べました。
とても甘くて美味しいのですが、種には毒があるので、食べてはいけません。
飼い犬が散歩の途中でイチイの実を種ごと食べて、その後体調を崩して死んでしまったという話を聞いたことがあります。
人間でも、2〜3粒で、かなりの影響があるくらいの猛毒があるようなので、ご注意くださいね。
子ウサギがカメラに向かって走って来てくれるなんて、なんとラッキーなんでしょう!
ちょっと前までは、あどけない顔つきをしていましたが、成長とともに〝精悍な〟表情に変わりつつありますね。
エゾユキウサギは、日本のほ乳類で最も速い、時速80キロで走ります。
今月末から、少しずつ毛が白い色に変わっていきます。
毛が生え変わる〝スイッチ〟の役割をするのは、日照時間が短くなるのが合図なのだそうです、なんとも不思議ですね。
インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトでは、フォローしていただいた方に、北海道の動物たちのかわいい写真を、月〜金曜日の毎日、インスタグラムで配信しています。