2023.04.21
出かける北海道が誇る世界遺産・知床。4月24日(月)から、新たな魅力が生まれます。
斜里町でホテルを営む「北こぶしリゾート」。経営するホテルのひとつ「北こぶし知床 ホテル&リゾート」では、知床の食材を使った食事や、オホーツク海を一望できる大浴場など、知床の自然を感じられる空間にこだわっています。
宿泊業そのものだけでなく、2020年からは創業から60年の「恩返し」として、「クマ活」を開始。クマが住宅地に入りこまないよう草刈りをするなど、知床の魅力を守り続けることも大切にしています。
今回、知床に訪れる時間をもっと豊かにしたいと手を組んだのが、デンマークのチョコレートブランド「PETER BEIER(ピーターバイヤー)」です。
今月から、アジア初進出となるショップ&カフェ「PETER BEIER SHIRETOKO」を、「北こぶし知床 ホテル&リゾート」の1階にオープンします。「PETER BEIER」のチョコレートが買えるだけでなく、カフェスペースも。その魅力を、いち早く聞きました。
「PETER BEIER」は、デンマークやベルギー、フランスなどで経験を積んだショコラティエが1996年に創業したチョコレートブランドです。コンセプトは「農園からテーブルへ」。自社農園から仕入れるカカオや、自家栽培のフルーツにこだわって、チョコレートを作っています。
知床にできるショップには、デンマークで製造したチョコレート、80種類以上が並びます。箱に詰められたセットのチョコレートだけでなく、量り売りのチョコレートもあり、ショーケースから自分で1粒ずつ選んで買うこともできるので、食べ比べも楽しめそうです。
今後、この店限定のチョコレートも登場する予定!「PETER BEIER」が知床から感じたインスピレーションをもとに作られたチョコレートだそうです。
今回、「北こぶしリゾート」が「PETER BEIER」とつながったのは、世界遺産という共通点があったからだといいます。デンマークも多くの世界遺産も持ち、潮の満ち引きを繰り返す海や、氷河など、自然が大きな魅力です。
世界遺産という、「過去から現在へと引き継がれてきたかけがえのない宝物」を大切にしているという共通点が、今回のチョコレート店オープンに結びつきました。
店では、チョコレートを買って帰るだけでなく、カフェで味わうこともできます。知床をイメージしたオリジナルの「流氷珈琲」など、店内で焙煎したコーヒーを、デンマークのチョコレートと一緒に味わうという、遠く離れた場所の味のコラボレーションが楽しめます。
チョコレートのほかにも、「PETER BEIER」のアイスクリームや、ホットチョコレートもあるそう。オンライン販売などが広がり、どんどん便利になる世の中ですが、旅に出るからこそ楽しめる時間です。
この店は、ホテルの宿泊客以外も利用可能。Wi-Fiやコンセントも使えます。「北こぶしリゾート」は、旅行客がくつろいだり、観光情報を集めたりするのはもちろん、地域の人の憩いの場、リモートワークなど、幅広い目的で過ごせる場所にしたいといいます。
「アジア初の店を、ぜひ知床に来て楽しんでほしい」と話していました。
・2023年4月24日(月)オープン
・斜里町ウトロ東 172 番地 (北こぶし知床 ホテル&リゾート1階)
・営業::午前10時から午後5時半(季節によって変動あり)、不定休
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