2022.06.29

暮らす

違いはこれか!貯蓄を続けられる人の3つの習慣

本州は梅雨ですね。北海道に梅雨はないといわれていますが、湿度の高い日も多くなるのでボンバーヘア率高めのファイナンシャルプランナー鶴羽です。

縮毛矯正をするか、髪をまとめて乗り切るかを考えていたときに、いつも利用している美容室でヘアーアイロンをおすすめされました。プロが「これはいいよ。かければかけるほどツルツルになるよ」と力説する商品を購入。ちょうどヘアーアイロンの買い替えを考えて比較検討をしており、価格が高くても性能重視と考えていたのでよい買い物をしたと思っています。

さて、今回は前回に引き続き、貯蓄を続けられる人の習慣について書いていきます。

習慣1:ポイントを貯める

ポイント還元率を意識したことはありますか? いわゆる“ポイ活”といわれているものです。筆者が行っている家計相談は、クレジットカードの明細を持ってきてもらいますので支払金額をよく目にします。

そのときよくアドバイスするのが「この金額をそのまま消費としてしまうのはもったいない。自分の生活スタイルにあった還元率の高いカードに切り替えてポイントを貯めましょう。」ということ。年会費無料のカードを有料のカードに変えてポイント率を高めるのも一つの方法です。

ここで大切なことがひとつ。還元率が高いからと言って消費を増やさないこと。ポイントのための消費は本末転倒ですし、それは浪費になります。

習慣2:周りから情報収集する

職場や友人に、“ポイ活”や節約の達人はいませんか? その友人知人に迷える子羊のフリをして教えを乞いましょう。うまくいっている人の生の声が一番参考になります。「何か節約している?」という聞き方より、自分の家計を見渡して「ここを節約したいな」というポイントを見つけてから質問するのがおすすめです。

例えば「スマホの料金が1万円超えているのだけれど、何かおすすめの節約方法はある?」とか「ポイントの貯まりやすいカードって何かな?」といった具合です。
聞いたあとは教えてくれた相手への賞賛をお忘れなく! 新しい節約情報が入ったらこちらから聞かなくても教えてくれるかも!?

習慣3:通帳を眺める

前回、「通帳をみる習慣をつけましょう」、「前月より1,000円でも2,000円でも残高を増やす努力をしてみましょう」ということを書きました。今回はもう一歩進んで、一か月にどれだけお金を使わずに過ごせるかをゲーム感覚でチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?

以前、ダイエットの話も書きましたが、ダイエットをしようと決めたらストイックにチャレンジする期間を決めるのがコツだと思います。「一か月だけやろう!」と決めて本気で取り組み体重が減るという成功体験ができたら継続することができ、習慣化もできます。家計も一緒で、一か月だけストイックに節約に取り組み「ここまでならストレスがない」という極限まで減らしてみて、もし今までより通帳に残高を残すことができるという成功体験ができれば、生活費をかけずに生活していくことに慣れ、習慣化と継続していくことができると思います。

まとめ

筆者はマネーセミナー等でお金のふやし方の話をしています。
セミナー参加後に個別相談に来ていただくのですが、相談者は2パターンに分かれるように思います。お金を貯められず、借金などもあり一発逆転を狙いマネーセミナーに参加するタイプとお金はあるけれど将来が心配で今の生活を切り詰めてもお金を貯めたいというタイプです。

先日、どちらかというと後者のタイプに分類される相談者の方と話しました。月の生活費が平均的な金額よりかなり下回っていたため金銭感覚を褒めたたえていたところ「私、貧乏性なのです」と。「貧乏性じゃなくて倹約家なのでは?」と伝えました。よくよくお話を聞いていくと「将来海外に行きたいのでそのためにお金を貯めている。夢をかなえるために普段の生活は質素で構わない」といっていました。そういうメリハリや将来の目標を立てることが大事なことと改めて思いました。
将来の夢や目的なくあればあるだけ使うからお金がないのか、将来の夢や目的があるから普段はお金を使わないのか。将来、差が生まれるのは火を見るより明らかですよね。お金は消費するものではなく、夢をかなえるためのものと見方を変えてみるのはいかがでしょうか?

文:FP鶴羽(ファイナンシャルプランナー)
HP:株式会社トリプルエム

【画像】shimi、はる、zon 、takeuchi masato / PIXTA(ピクスタ)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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