2022.05.15

暮らす

違いはこれか!貯蓄を続けられる人のたった4つの習慣

暖かい日が増えてきました。薄着になる日も近いかとダイエットを始めたファイナンシャルプランナーの鶴羽です。ダイエットを始めて3か月で7キロ体重が落ち、GWで1キロリバウンド。ただダイエットのコツをつかんだので、またダイエットモードに突入しようと思います。

身体と家計のダイエットは共にメリハリが大切!楽しんだら少し我慢をする、メリハリをつけることで長続きします。今回は、少し意識をすることで続けられる貯蓄の習慣についてお伝えします。

習慣1:買い物をしない日をつくる

思い起こしてみてください、昨日は買い物をしましたか?その前日はどうでしょう?気づけば毎日買い物をしていませんか?ダイエットもちょこちょこ食べはNGです。一週間のうち、買い物をしない曜日を設定して、意識してお金を使わない日を作るのはどうでしょう?

たとえば、火曜日は買い物をしない日と決め、習慣化するまでまわりに宣言しましょう。一人で実行していると甘えも出ますが、宣言するとまわりからのチェックも入ります。「ダイエットします」と宣言するとまわりの目が気になる心理戦と同じです。

どうしても必要なものがあれば、第三者に買い物を頼むなど習慣化するまでは徹底します。自分で買い物に行かなければ余計なものも買わずに済みますね。家計相談を受けていて、買い物をすることも習慣なのだと思うことがあります。何となく買い物に行ってしまうこともあるので、家にあるものでやりくりする習慣が身に着けば無駄もなくなり一石二鳥ですね。

習慣2:物欲を制する

「心が変われば行動が変わり、行動が変われば習慣が変わる」という言葉を聞いたことがないでしょうか? 出典は定かではありませんが、一流のスポーツ選手が座右の銘にしている言葉です。よし、やってみようと心を決めストイックに行動することで習慣化できます。習慣化できれば、楽に継続できるので効果が持続します。これは今回のダイエットで筆者が体験したことでもあります。

本当に欲しいのかどうかを問うと、手に入れた時点で満足して実はそんなに欲しいものではなかったということはありませんか? 衝動買いをしないと心に決めて、一目ぼれしてすぐに購入するのを阻止しましょう。

すぐに手に入れたい気持ちをぐっと我慢して、他のお店も回り、もっと安いものがないか探す、家に戻ってネットで価格を比較するなど、購入するまでの期間をおいて欲しい気持ちをクールダウンしてみましょう。クールダウン期間中に、本当にその商品が欲しいのか自問自答をします。家の中を片付けて、似たものや代用できるものがないのか探すのもおすすめです。お手本はミニマリストです。

習慣3:通帳を眺める

最後に通帳の残高を見たのはいつですか? 通帳を眺める習慣をつけましょう。そして毎月の残高を前月より多くするという目標を立てるのです。1,000円でも2,000円でも構いません。お金が増えるということは成功体験になります。残高が増えていくことで次の月も頑張ろうという気持ちになるのではないでしょうか?
最後に記帳をしたのはいつですか? たまにATMで延々と記帳している方を見かけます。こまめに記帳する習慣もつけましょう。
ネットで通帳管理をしている方も意識が薄れがちなので、最低、月に一度は残高を確認してみましょうね。

習慣4:生活コストを意識する

日本銀行の預金種類別店頭表示金利の平均年利率等をみると、定期預金・預入期間1年の平均年利率は0.003%。もし年間で6,000円増やそうと思うと2億円を預けていないといけない計算になります(税金の考慮なし、計算式:利息=預入金額×0.003% )。2億円を預けて年間で6,000円受け取るより、支出の中から毎月500円を削減できたら年間6,000円が手元に残ることになります。こちらの方が現実的ですよね。
毎月の支出から生活にかかるコストも見直してみましょう。
筆者の家計相談でのコスト見直しポイントは、住宅(住宅ローン、家賃)、保険、携帯、コンビニです。住宅、保険、携帯は専門家に相談しながらのコスト削減をおすすめしますが、コンビニは行く回数を1回減らすだけでも手元に残るお金を増やせます。生活コストを意識する習慣も身につけましょう。

まとめ

家計の見直しとダイエットは似ているなと思います。無理をすると続かないし、我慢ばかりするとリバウンドします。長続きすること、習慣化することが大切なので、自分にあった無理のない方法をみつけることが必要です。自分で調べる、見つけることが難しければ、専門家に聞くのが早道かもしれません。今回の記事がお役に立てたら幸いです。

文:FP鶴羽(ファイナンシャルプランナー)
HP:株式会社トリプルエム

【画像】klyaksun、ELUTAS、CORA、ちーぼう / PIXTA(ピクスタ)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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