2026.10.22
深める――荒川先生の作品は、男女問わずかっこよく、魅力的なキャラクターばかりです。描く際に意識されていることはありますか?
荒川先生:
男女問わず、とにかくかっこよく描きたいというのは前提にあります。その上で、ちょっとおちゃめな部分を入れて「人間くささ」を出すようにこだわっています。それとは別に、自分の価値観の中で「嫌だな~」と感じる部分を少しだけ混ぜたりしています。あえて完璧にせず、性格にギャップや高低差をつけるよう意識していますね。読者さんによっては「そこが良い」と言われたりもします。

――今回の展覧会で、荒川先生がおすすめしたい見どころはどこですか?
荒川先生:
見どころはたくさんありますが、まずは『黄泉のツガイ』エリアにいる立体のガブリエルですね!あれはすごく良い写真撮影スポットだと思います。私もガブリエル単体で写真を撮りました。一緒には撮ってないですが…(笑)。
あとは「段野家のリビング」の再現エリアですね。企画担当者さんが「やりたい!」と言って作ってくれたのですが、私も実際に会場で見て笑ってしまいました。テレビで「某作品」がちゃんと流れているので、ぜひ細かいところまで注目して見てほしいです。

――『鋼の錬金術師』エリアはいかがですか?
荒川先生:
あの「電話ボックス」の再現エリアですね。東京会場でもすごく人気だったらしくて。
――私は泣いちゃうかと思いました…!先生としてはこのシーンを再現されることは予想されていましたか?
荒川先生:
予想外でしたね!人気があるシーンなのはわかってたんですが、これを使ったか!と。しかも声優さん(マスタング役:三木眞一郎さん)録りおろし音声がボリュームたっぷりで流れているので、見どころですね。

――今回も原画がたくさん展示されていますね。すごく贅沢だと感じました。
荒川先生:
久しぶりに『鋼の錬金術師』の原画なんかを見ると、やっぱり「うわぁ、線が若いな〜!」とか、「若いけど、勢いがあるな」って思いましたね。私はアナログで描いているのでインクの乗りやスクリーントーンとか、印刷されたものを見るよりも立体感があったり、原画の隅に落書きがあったり。そんなところも楽しんでいただけたらと思います。

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