2026.10.22
深める――北海道での展覧会開催、まさに「おかえりなさい!」という気持ちです!地元での開催について、今のお気持ちをお聞かせください。
荒川先生:
ありがとうございます。以前も原画展をやらせていただいたのですが、まさかこんなに早く帰ってこられるとは思っていなかったので、すごく嬉しいですね。道民の皆さんがいつも温かく迎えてくださって、本当にありがたいです。
――今回は2作品合同という非常に珍しい展覧会ですね。
荒川先生:
そうなんです。単独での原画展はこれまでもありましたが、2作品が合体した展示というのはなかなか珍しくて。会場内も2つのエリアに分かれていて、どちらの作品もたっぷり楽しめる作りになっています。作者である私自身も楽しませてもらいました。

――荒川先生の作品には、北国の厳しい冬や広大な自然が魅力的に描かれていますが、やはりご自身の北海道での経験が反映されているのでしょうか?
荒川先生:
そうですね。『鋼の錬金術師』に登場する北の国の描写などは、やっぱり描くのが楽でした(笑)。『黄泉のツガイ』も主人公が山育ちですが、私も十勝のド田舎育ちなので、山育ちの感性というか、人が少ないけれど人の手が入った自然、雑草の生え方、(実家が農家なので)家畜や作物の雰囲気などは苦労せずに自然と描けますね。資料集めやアシスタントさんに指示を出すのも楽だったりします。
――作中に登場する厳しい吹雪のシーンなども、やはり地元・十勝の風景がベースになっているのでしょうか?
荒川先生:
入っているかもしれないですね。北海道の中でも地域によって雪の降り方に違いがあると思っていて。地元の十勝は遮るものがなくて、風がずっと吹き荒れる「地吹雪」が多かったので、そういう厳しい冬の空気感は自然と作品ににじみ出ているのかなと思います。

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