2026.10.23

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結婚って「愛し合った2人がゴール」だけの話じゃない 法律に潜む差別を見つめ直す【#むちぞん】

てる子さん)民間が努力してくれるようになったきっかけとして、自治体の「パートナーシップ制度」が2015年頃から導入されたことが大きかったと思います。証明カードを見せることで「パートナーです」と証明できるようになって、医療現場などでも対応してくれるようになりましたし、「嘘をつかなくてよくなったね」という安心感を覚えている当事者もいます。

だけど、このパートナーシップ制度があることで「日本はゲイの人も結婚できるんでしょ?差別ないじゃない」というまた間違った理解が広まっているなと思って。「てるちゃんよかったね、日本はパートナーシップ制度があって結婚できるんでしょ」ってよく言われるんですけれど、パートナーシップ制度は自治体でカードを作れるだけですべてに対応できるわけじゃないし、法的な拘束力は全くないわけですよ。

幾島)このパートナーシップ制度と結婚の関係について、結婚の自由訴訟に関わっている加藤丈晴弁護士がかつてアメリカの人種差別であった「分離すれども平等」という考え方に例えてお話しされていました。

昔アメリカで「黒人と白人で学校を分けます、でも受けられる教育は同じだから差別じゃないですよね」という考え方があったけれど、「分けていること自体が差別の温床になる」として間違っていたとされた歴史があります。

それが今の日本の結婚制度におけるパートナーシップ制度と婚姻制度の関係にも言えるんじゃないかと説明されていました。

てる子さん)そうですね。法的保護を受けられるかどうかとパートナーシップ制度は別問題ですし、異性愛者の結婚とは別の制度を作るという方向には行ってほしくないなという気持ちが私にもありますね。

続きは次回の記事でお伝えします。

むちぞん~無知は損する~

HBCニュースのYoutubeで動画を公開しています。

HBCアナウンサー・本間吏成

稚内市出身。HBCラジオ「気分上昇ワイド ナルミッツ!!!」パーソナリティ、野球実況、HBCテレビ「キタコイ」を担当。Sitakkeでは「むちぞん~無知は損する~」や「アライマ(アラサーの今、話してみた)」に出演。好き勝手に喋るので、リスナーからは「ナルミッツの毒」と言われる。

Sitakke編集長・幾島奈央

報道記者時代に、結婚の自由を求める訴訟などを通して性の多様性について取材。現在はWEBマガジン「Sitakke」と、クマと人のいい距離の保ち方を考えるサイト「クマここ」の運営を担当。

ゲスト:満島てる子さん

三重県出身、北海道大学大学院文学研究科修士課程修了。札幌・すすきののバー「7丁目のパウダールーム」店長。HBCテレビ「今日ドキッ!」コメンテーター、HBCラジオ「したっけラジオ」パーソナリティ、Sitakkeお悩み相談コラムのライターを務める。

※掲載の内容は収録時(2026年7月)の解説・議論に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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