2026.10.13
深める本間アナ)そうした土壌がありながら、今年2月に行われた衆院選ではどうなったのでしょうか?

髙橋記者)北海道の12ある小選挙区のうち、2024年は2つが自民党。ただことし2月は自民党が9議席を獲得し、旧立憲民主党や公明党が結成した「中道改革連合」は1つにとどまりました。
「リベラル王国」と言われた北海道で、自民党の歴史的大勝、中道の歴史的惨敗という結果になったんです。
橋本教授)一番大きな要因は、高市早苗政権に対する人気で、無党派層の多くが高市氏支持に回ったことです。

本間アナ)リベラル王国ということは、先生が分析されている「新しいリベラル層(次世代支援や社会的投資を重視する層)」も多くなっていくんでしょうか?
橋本教授)それは子育て世代が多いかっていうことにも依存すると思うんですね。どうも北海道は少子化で苦しんでいますよね。そういう点で言うと、北海道は、新しいリベラルがこれから増えるかどうか分からないですね。

本間アナ)潜在的には多いんじゃないですか?
橋本教授)潜在的には非常に多いはずです。従来のリベラルから新しいリベラルへ変わっていく人たちも多いでしょう。ただ、私たちが調査したデータを見ても、新しいリベラルの最も多くの人たちは「自民党」に投票しているんです。自民党の方が次世代支援をやってくれるんじゃないかという期待があった。逆に言えば、当時の立憲民主党が次世代に対する政策を十分に打ち出せていなかったということです。

(各グループの政治思想や、投票行動については、これまでの記事でくわしく解説しています)
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