
北海道庁が発行する農業・農村情報誌『confa(コンファ)』から、おすすめの記事をご紹介します。
北海道の農業・農村の魅力やそこで暮らす人々の思い、様々な情報をお届けする情報誌です。
「confa」はConsumer(消費者=道民)とFarmer(農業者)のConsensus(合意)から名付けたもので、「消費者と農業者がもっとふれあえるように」「都市と農村をつなぐ架け橋になりたい」との想いを込めています。
・note:https://note.com/hot_alpaca706
・インスタグラム:https://www.instagram.com/confa.hokkaido/
北海道各地には、魅力的な『ふれあいファーム』がいっぱい!
多くの方々に気軽に訪問していただき、農業者の皆さんとの語らいを通して、農業・農村の姿を知り、その魅力を感じてほしい。
私達confa編集部は、そんな思いで今回、長年にわたり消費者の方々との交流に取り組んできた、新得町・ひら農園の平かよ子さん、帯広市・十勝とやま農場の外山聖子さんにお話をうかがいました。
お二人の温かな思いを、秋・春号通してお届けします。
一緒に考えてみませんか?私達の命や食べもののことを。

見渡す限り広大な農地が続く帯広市美栄地区。遠く日高山脈にまだ残雪が見える季節、私達は100年以上に渡り、この地で営農を続けてきた、十勝とやま農場を訪問しました。

宮城県の農場で生まれ育った外山聖子(とやま・せいこ)さん。約40年前、先代の故・勝則さんと結婚した当時、すでに北海道農業への危機感を抱いていたと言います。
「生まれ育った東北では、当時から若者が次々と都会暮らしやサラリーマンに憧れて農村を離れ、農業後継者が減少する状況を目の当たりにしてきました。農業王国と呼ばれる北海道・十勝も規模の差こそあれ、いずれはそうなるのではと感じたのです」
その解決の糸口は、消費者一人ひとりを、農作物を買い支える広義の「農業後継者」としてとらえることでした。
「お皿に載った食べものをいただくとき、その背後に農業者の存在を想像できる消費者の方を少しでも増やしていかないと、いずれ国内農業が衰退してしまうと考えました。皆さんの今日の食卓は、私達の明日の農業。そのことを私達農業者自らが行動して消費者に伝え、一緒に考えることが大切だと思い至ったのです」
以来、ファームステイの受け入れや農産物の直販に「家族新聞」をつけて直接声を届けるなど、様々な手段を通じて交流をしてきました。

2009年に長男の隆祥さんが4代目となってからは、宿泊可能なゲストハウスやダンプトラックを改装したサウナを作るなど、ユニークな取組も始めています。「人々の心にも種をまく」という聖子さんと先代・勝則さんの想いを、隆祥さんも受け継いでいるのです。
聖子さんの人生のキャッチコピーは「一緒に考えてみませんか?私達の命や食べもののことを」。
凛とした姿勢で呼び掛ける目線の先には、長きにわたって守り繋いできた一面の畑が広がっています。

●住所:帯広市美栄町西6線128
●TEL:0155-60-2110
●URL:https://www.toyama-nojo.net/
●体験内容:農場見学(畑や農業機械など)や収穫体験(イモ掘りや自家野菜)、繁忙期は対応できない場合もあるため要相談。

北海道内でトップの晴天率を誇るまち。雲一つない澄み切った青空は「十勝晴れ」と呼ばれます。

文化庁の「100年フード」にも認定された「豚丼」、世界で唯一開催される「ばんえい競馬」、「モール温泉」など魅力が満載です。
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