2026.07.31

出かける

圧倒的なスケール感!日本一の酪農王国の風景の裏に「すさまじい」開拓の歴史とロマンが

「建売牧場」で一気に近代化!不屈の開拓史を感じる

展望台から見下ろす、のどかで平和な牧歌的風景。実はこれ、最初からあったものではありません。

かつてこの一帯(根釧台地)は、大森林に覆われ、土壌は痩せ細り、夏には冷たい霧が入り込む地でした。

初期の開拓者たちは大冷害に何度も見舞われ、餓死者が出るほど深刻な危機に陥るなど、自然から強烈な拒絶を受け続けてきたのです。

そこから「寒さに強い牧草を育て、牛を飼う」という酪農への大転換を決意。

その後、ブルドーザーなどの重機を使って一気に森を切り拓き、草地から牛舎まですべてを国が作って農家に引き渡すという「建売牧場(根釧パイロットファーム・新酪農村建設事業)」という国家プロジェクトによって、一気に現在の近代的な大酪農地帯が誕生しました。

カメラマン必見!「満天の星空」と四季の絶景

周囲に人工の光(光害)が一切ない孤立した場所にある新酪農村展望台は、実は知る人ぞ知る「天体観測・風景写真の聖地」でもあります!
季節ごとに劇的に変わる絶景は、何度訪れても飽きることがありません。

春:天の川との共演

完全な暗闇のなか、ポツンと立つ展望台のシルエットの背後に、雄大な「天の川」が輝きます。星空撮影にはこれ以上ない環境です。(※真っ暗なので懐中電灯は必須!)

夏:霧の海と牧草ロール

深夜から早朝にかけて道東特有の濃霧が発生し、地表を覆う白い霧の海と星空の幻想的なコラボレーションが見られます。また、「牧草ロール」が牧草地一面にコロコロと転がる、北海道の夏の風物詩が楽しめます。

秋:色彩の三段コントラスト

収穫を終えた牧草の緑、防風林の鮮やかな紅葉、そして高く澄んだ秋晴れの青空という「三段コントラスト」が絶景です。夕暮れ時は紅葉がさらに赤く染まり、ドラマチックな風景になります。

道東さん

道東さんは道東・中標津エリアの「今」がわかるポータルサイトです。 飲食店や宿泊施設に加え、美容や酪農など地域に根差したあらゆる情報を幅広く掲載。 地元の方も観光客も、いつ見ても新しい発見がある地域密着メディアです。

https://doto-hokkaido.com/

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X