2026.07.06

暮らす

旅の終わりにスーツケースをポイ捨て!?トラブルを逆手にとった解決策「札幌モデル」

みんながうれしい循環に

放置スーツケースに頭を抱えたホテル組合が札幌市に相談し、6月から始まった取り組みが「リサイクル事業」です。

札幌ホテル旅館協同組合の細川智之副理事長は「組合・札幌市・物流業者・修理業者の4者でリユース、循環させることができないか考え、今回の事業を始めた」と話します。

まず、札幌市内の物流業者が各ホテルから放置スーツケースを回収し、修理・販売業者に配送します。
受け取った業者がそのスーツケースをリメイクし、全国の店舗で販売する仕組みです。

2月の実証実験では、回収された約100個の放置スーツケースのうち8割ほどをリメイクして販売。売り上げは放置スーツケースの配送料や修理費にあてられ、ホテル側の負担は「ゼロ」になりました。

細川智之副理事長は、札幌だけでなくほかの観光地でも同じような問題を抱えている可能性があるとして「循環型の『札幌モデル』が広がっていくことを期待している」と話します。

トラブルを逆手に取ったこの取り組み。
リメイクされた商品は札幌の「マイスーツケース」の店舗でも買うことができます。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke読者編集部ぬまぬま

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年6月8日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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