
大門の夜を象徴するテナントビル「ラックスビル」。昨秋、その7階に人知れずオープンした『和菓子BAR 玄兎』は、現役の和菓子職人が週4日限定で営業するバー。旬の素材を使ったカクテルと本格和菓子のペアリングを提供するという、実験的かつ挑戦的な店だ。


システムは、まず「本日の和菓子2種とカクテル1杯のセット」(2,500円)のオーダーが必須。その後の単品追加注文は自由で、ノンアルコール類も豊富に揃っている。そのセットの和菓子に含まれるどら焼きの生地はカウンター席の目の前で焼き、プラス500円で同店オリジナルのスペシャリテ「塩キャラメルとナッツのパフェどら焼き」に変更できる。
店主の妹川 慎さんは札幌出身の32歳。20代はバックパッカーで東南アジアを中心に旅をし、その時期に知り合ったのが北斗市で和菓子屋を営む同世代の2代目だった。その後、妹川さんは札幌の人気店『エレクトリックシープバー』等で経験を積み、旅で知り合った和菓子屋の2代目から誘われて、職人見習いとしてその店に入った。

そして、和菓子屋で7年間培った技術とノウハウを生かし、昼は職人として働きながら、自身の店を開業した。
「もちろん地元の方々にも来ていただきたいですけど、もう一つは外国人観光客の方々にもこの体験をしてほしいという意図もあって大門に出店しました。あとは飲み慣れていない若い世代にも、まず和菓子から入ってもらってバーの愉しみを知ってほしいですね」。
【和菓子BAR 玄兎】
北海道函館市松風町4-5 ラックスビル7F
Instagram @wagashi_bar_gento
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peeps hakodate vol,148 「特集 ネオ・大門ラプソディー Neo Daimon Rhapsody」より
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