
歴史的な風合いを残しながらまちづくりに生かそうと、大正時代に建てられた函館の歴史的建造物が、宿泊や飲食を楽しめる複合施設に生まれ変わりました。
4月22日に開業した「T9 HAKODATE」。
T9、つまり大正9年に漁業組合の事務所として建てられ、現在は函館市の景観形成指定建築物に指定されています。
今回、歴史的建造物の再生事業を手がける東京の不動産会社が購入し、100年以上の時を経てリノベーションしました。

建物は木造3階建てで、床や階段、手すりなどは当時のままです。
2階部分はホテルになっています。
客室のひとつは春の函館を象徴する桜が描かれていたり、花びらをイメージしたランプがあったりとかわいらしい、いやしの空間が広がっています。
ほかにも、金森赤レンガ倉庫のレンガ色をモチーフにした客室や100万ドルの夜景を彷彿とさせる深い青に包まれた客室など、5室しかない特別な空間が用意されています。

他のフロアには、今後クラフトビールの醸造所やコワーキングスペースも開設される予定です。
T9HAKODATEの安達健オーナーは「函館はすばらしい伝統建築物が放置されている宝の山に見える。このマチ全体のバリューがすごく上がる。魅力が増す」と話します。
函館の歴史を感じながら新たな出会いや発想につなげる空間に、期待が高まります。
取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年4月9日)の情報に基づきます。
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