2026.05.04
出かける
北海道のみなさんに向けて、メッセージをお願いしました。
夏井さん
「北海道には、北海道の人たちだけが味わえる季節っていうのがあるんですよ。 北海道に住んでこそっていう素材がたくさんあるので、もうウカウカ暮らさないで、みんな真剣に俳句を作る。 そしたら人生が、朝起きてね、見るもの聞くものが、全部俳句になると思うだけで、いい人生が手に入りますから、騙されたと思ってやんなさい」

雪国に春の訪れを知らせる、「根開き(ねあき)」という春の季語があると教えてくれました。まだ雪の残る中で、木の根元の雪だけが先にとけている状態を表しています。
夏井さん
「雪の降らない私らの地域で、愛媛とかは本当に雪降らないし、なかなか積もらないし、そういう現象すら目にすることがない。 春になっても雪が残っている暮らしじゃないので」
「でも北海道ではそういう現象があって、そう言われてみたら、確かに木の根元だけが先に雪がとけているって、やっぱり木が生きて、木としての静かなエネルギーを発しているからこうなるんだなと思ったら、ちょっと感動しません?」

「プレバト才能アリ展」で展示されている「才能アリ」の俳句の数々も、それぞれの多種多様な人生経験がもとになって生まれています。技術はもちろん、その人にしか思いつかないエピソードや想像力を楽しめるのも俳句の魅力です。
夏井さんは、展示されている俳句について、「私にとっては思い出帳みたいなもので、自分のでも誰かの句でも、その場面がありあり思い出せる。 脳の中から1場面がリアルに瑞々しいネガみたいにピューって出てきて、脳の中で再生される」と話していました。
テレビをご覧になっているみなさんにとっても、「あのときの放送で印象に残っていた句だ!」といった楽しみ方もできるかもしれません。
北海道に住む私たちだからこそ詠める情景はあるだろうか、自分だからこそ句にできる思い出はあるだろうか…。
そんなふうに想像力を膨らませながら、展示を楽しんでみてはいかがでしょうか。

・期間:2026年4⽉22⽇(⽔)~5⽉11⽇(⽉)
・時間:午前10時~午後8時(最終入場午後7時) ※最終日は午後5時まで(最終入場午後4時)
・会場:大丸札幌店 7階ホール(北海道札幌市中央区北5条西4丁目7)
・入場料などの詳細は、イベントのホームページからご確認ください
取材:HBCアナウンサー・梶原小春
文・編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の情報は記事執筆時(2026年5月6日)の情報に基づきます
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