2026.05.04

出かける

「いい人生が手に入りますから、騙されたと思ってやんなさい」夏井いつきさんに聞いた、楽しむ秘訣【後編】

「自分と他人を比べる道具にしない」

夏井さん
「楽しさを大事とも思ってないっちゅうか、大事と思わなくちゃとも思ってないっていうか。俳句を作ることも、読み解くことも、句会ライブで何百人のお客さんと俳句を巡って議論したりするのも、めっちゃくちゃおもしろいし楽しいから、楽しむことが大事っていう風に言い聞かせてるわけじゃないんだけど。私としては楽しくないと俳句じゃない」

「楽しむっていう気持ちで俳句やってないと、俳句って優劣を思い始めると、『あの人よりも私の方が選ばれてない』とか、『あの人はこんな賞を取った』とか、自分と他人を比べる道具として俳句を使い出したら、俳句がどんどん苦しくなっていくんですよ。俳句が苦しくなってくると、うまいこと回転しなくなって新しい発想が生まれない、 俳句がどんどんつまらなくなっていく、『やっぱり私は才能がない』とか、負のループをどんどん降りていく」

「でも、『人と比べるために俳句やってるんじゃないよね』って、『自分のためだよね』、『自分が楽しむためだよね』っていうところにもう1回コマを戻すと、また『俳句やって楽しい』、『人生が楽しい』、『人と繋がって楽しい』というプラスのループに変わることができる」

「最初の質問に返ると、私はことさら楽しまなくちゃとかは思わずに、ずっと楽しんでます。 無意識のうちにも楽しんじゃってるっていう感じなんです。 俳句やってみ!楽しいから」

5月3日、札幌で開かれたトークショーでも、収録の裏話や印象に残っている句について話し、会場は笑いや感動に包まれていました

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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