
北海道新幹線が開業して10年。
道内には、2つの新幹線駅ができましたが「それぞれの今」を取材しました。
新函館北斗駅前に来てみると、目の前にはホテルはあるものの、周辺の景色は10年前と比べ、大きな変化はありません。

北海道新幹線の開業で、かつての田園地帯は駅前の一等地になりました。
しかし、再開発地区はまだ空き区画が目立ちます。
駅前への進出状況について、北斗市の池田達雄市長は「駅前には約15社進出しています。多いか少ないかと言われれば、やっぱり札幌開業が実現しないと、新函館北斗駅の効果は100%発揮できないだろうと思っています」と話します。
駅前のにぎわいづくりの課題の理由には、できるだけ早く最終目的地を目指すという新幹線の特徴にあります。
終着駅の乗り換え時間は15分ほどと短く設定されているので、多くの利用者は、駅から外へ出ないのです。

3月24日、実際に記者が数えてみると、午後3時すぎ着の新幹線の利用者は、約130人でした。このうち110人は、まっすぐ在来線の乗り換え口に向かい、新函館北斗駅で降りたのは20人ほどでした。
これからの観光のあり方について、池田市長は、「函館で1泊2日の旅行ではなくて、渡島・檜山・道南を2泊、3泊、4泊するような観光をつくり上げていきましょう」と呼びかけます。
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