2025.10.05
ゆるむ数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。
今回は、HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、「十勝に住んでいなければ出会えなかった景色」をお届けします。
ことしの北海道は9月になっても、まだまだ日中は30度近い気温の日が続きました。
しかし、夜になると肌寒く、新緑できれいだった木々も、濃く淡い緑色へ変化してきています。秋の季節もあと少しですね。
私は報道カメラマンとして十勝管内を中心に取材をしていますが、今年の夏はさまざまなニュースがあり、あっという間に過ぎ去っていきました。
異動で帯広へ引っ越してきて、2年が経ちました。
札幌に住んでいたときから写真を撮ることはとても好きでしたが、十勝平野で撮影を始めてから、撮影スタイルがガラリと変わりました。
今回は「こんな光景は十勝平野でしか撮れない!ここでしか見られない!」と感じた光景をお送りいたします。
・撮影日:2023年10月
・場所:上士幌町糠平
・シャッター速度 1/125
・絞り f/11
・ISO 100
・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom
2023年の10月に、札幌から帯広へ異動となりました。
小学生の子どもと幼稚園の子ども、そして妻と、家族揃っての引っ越しでした。
最初は、慣れない土地で右も左もわからず、一日の過ごし方も分からず、一日一日必死に過ごしていたのを覚えています。
なんなら、「札幌に戻りたい!」と思っていた時期もありました。
そんなとき、撮影に行ったのが「上士幌町糠平湖」。
・撮影日:2023年10月
・場所:上士幌町糠平
・シャッター速度 1/125
・絞り f/11
・ISO 100
・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom
この景色を見たとき、何とも言えない感覚というか「しばらくこんなきれいな景色を見ていなかったな」と思いを馳せたことを覚えています。
この瞬間からですね。
「もっといろいろな景色を見たい!撮影したい!」と思い始めました。
・撮影日:2023年10月
・場所:音更町
・シャッター速度 1/100
・絞り f/7.1
・ISO 3200
・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom
それからというもの、慣れない十勝での生活は続きましたが、時間があれば、十勝平野の絶景を追い求めるようになりました。
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