2025.09.03

食べる

はじめましての魚を“体験”する食堂。「“未利用魚”という言葉を無くしたい」オリジナル料理と出会える【函館おさかなセンター】

どんな魚がいるの?函館近海の未利用魚たち

前ページでもふれた通り、函館近海にはたとえ定置網にかかっても「サイズが小さい」「馴染みもなく、需要がない」「キズものである」といった理由で流通に乗らなかったり、きわめて市場での評価価格が低い未利用魚が数多く水揚げされている。代表的なものは以下の通り。

・アブラツノサメ
・小サバ
・マイワシ
・ウミタナゴ
・カガミダイ
・ガヤ(エゾメバル)
・イシダコ

このうち、マイワシは函館では有志たちが立ち上げたプロジェクトにより活用され『ハコダテアンチョビ』『ハコダテナンプラー』(写真)として製品化。アブラツノサメは福田海産で処理し『函館サメフライ』として市内の保育園の給食で提供され、さらに『函館サメフライバーガー』を開発して直売所内や各イベントで販売する等、未利用魚活用の動きは年々加速している。

【函館おさかなセンター】

北海道函館市宇賀浦町15-6 福田海産内
0138-30-8833
※営業は木〜土の11:00〜15:00

***
Peeps hakodate vol,139 「あらためて、海のこと」より

peeps hakodate

函館の新しい「好き」が見つかるローカルマガジン。 いまだ開港都市としての名残を色濃く漂わせる函館という街の文化を題材に、その背後にいる人々を主人公に据えた月刊のローカルマガジン。 毎号「読み物であること」にこだわり、読み手の本棚にずっと残り続ける本を目指して編集・制作しています。(無料雑誌・月刊/毎月10日発行)

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