数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。

今回は、HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、新緑の秋まき小麦の風景をお届けします。

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道

時間帯で色を変える、新緑の秋まき小麦

6月もあっという間に終わり、7月に入りましたね。
初夏の十勝平野は気温が30度を超える日が多く、早くも真夏を感じていました!

十勝平野の現在の景色は、さまざまな作物が育ってきていて、濃い緑色から淡い緑色、または菜の花の黄色など、とても彩り豊かな鮮やかな景色が広がっています!

そして6月ならではの光景ですが、秋まき小麦が生き生きとした緑色を披露してくれていました。

今回は新緑の秋まき小麦の風景をお伝えいたします。

・撮影日:2025年6月
・場所:芽室町

・シャッター速度 1/100
・絞り f/6.3
・ISO 3200

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

撮影への出発は、まだ太陽は登っていない午前3時前。
「この時期の景色を逃すまい」と、眠い目を擦りなんとか起き上がり撮影に向かいました。

車を走らせていると、夜と朝の寒暖差があるこの時期、朝霧が発生し幻想的な景色を見られることがたびたびあります。
その中に、この淡い緑色の景色が広がっていました。
今回の撮影のお目当て、『秋まき小麦』です。

・撮影日:2025年6月
・場所:芽室町

・シャッター速度 1/100
・絞り f/6.3
・ISO 3200

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

昨年の9月にタネ植えをし、10月には芽が出てきます。
それが雪の下で越冬し、今の時期まで育ちこの光景が出来上がります。
広大な十勝平野の畑では、小麦は畑作の中でも主役中の主役です。
様々な場所で雄大な小麦畑を見ることができます。

小麦と言えば、黄金色に染まった綺麗な色を思い浮かべますが、その色に変わる前の小麦の色はとても爽やかな淡い緑色をしているのです!

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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