2025.04.05
ゆるむ数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。
今回は、HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、十勝の冬の風景をお届けします。
春の景色もすぐそこで待っている気がします。
これを執筆している3月末、現在の外の風景は雨。雪が雨に変わる季節が来たんだなぁ…なんて思いながら、今年撮った写真を見返していました。
週末には雪予報もあったりと不安定な季節ではありますが、きっともう季節は春に向かって走っていくのだろうと思います。
今年の冬は暖冬から始まり、少雪、そしてドカ雪と、冬の季節の安定感がなかったなと感じています。ニュースカメラマンとして、そんな季節ネタの取材もたくさんしました。
この冬見た中でも、十勝平野の冬の景色は絶景でした!
冬が完全に終わってしまう前に、皆さんにお届けできていない十勝の絶景をお伝えします!
・撮影日:2025年2月
・場所:音更町
・シャッター速度 1/200
・絞り f/10
・ISO 500
・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom
この日はとても寒い朝でした。十勝川付近に到着した時点での車の温度計は、マイナス18度。
しかし周りの景色は、あたり一面、毛嵐の霧の中に包まれていました。
寒いけど撮りたい!!
そんな感情のなか、周りの景色を撮影していると、霞の中からゆっくりとゆっくりと現れたのは気球です。
十勝川温泉付近で行っているアクティビティの気球です。これまでにも何度も同じ撮影スポットで、気球と景色のコラボを狙いましたが、この日が今までで一番幻想的に『霧氷と気球』を撮影でき、お気に入りの一枚になりました。