数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。

今回は、HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、十勝の冬の風景をお届けします。

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道

十勝の冬

春の景色もすぐそこで待っている気がします。
これを執筆している3月末、現在の外の風景は雨。雪が雨に変わる季節が来たんだなぁ…なんて思いながら、今年撮った写真を見返していました。

週末には雪予報もあったりと不安定な季節ではありますが、きっともう季節は春に向かって走っていくのだろうと思います。

今年の冬は暖冬から始まり、少雪、そしてドカ雪と、冬の季節の安定感がなかったなと感じています。ニュースカメラマンとして、そんな季節ネタの取材もたくさんしました。

この冬見た中でも、十勝平野の冬の景色は絶景でした!

冬が完全に終わってしまう前に、皆さんにお届けできていない十勝の絶景をお伝えします!

霧氷と気球

・撮影日:2025年2月
・場所:音更町

・シャッター速度 1/200
・絞り f/10
・ISO 500

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

この日はとても寒い朝でした。十勝川付近に到着した時点での車の温度計は、マイナス18度。

しかし周りの景色は、あたり一面、毛嵐の霧の中に包まれていました。

寒いけど撮りたい!!
そんな感情のなか、周りの景色を撮影していると、霞の中からゆっくりとゆっくりと現れたのは気球です。

十勝川温泉付近で行っているアクティビティの気球です。これまでにも何度も同じ撮影スポットで、気球と景色のコラボを狙いましたが、この日が今までで一番幻想的に『霧氷と気球』を撮影でき、お気に入りの一枚になりました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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