2025.02.08

暮らす

本当に寒いときの避難所の「進化」とは「我慢」しないで健康に過ごすために大切なこと

スチール製折り畳みベッドでプライベートも確保へ

そして、寝床となるベッドの設営です。
今回は従来の段ボールベッドではない、新たなベッドを導入しました。

スチール製の折り畳みベッドです。段ボールベッドは箱を組み立てて並べる必要がありますが、スチールベッドは、広げるだけでよく、短時間で設置できます。

ベッドの上にテントを張っていくと…暖を取りつつ、プライバシーも確保できる「テント・オンザ・ベッド」の完成です。

こちらを体験したのは東峰アナウンサー。

体育館の中の温度はこの時点で4.2℃。
ここからテントに入って中の温度がどれくらい上がるか検証していきます。

すると…

「全く動いていませんが、かなり暖かいです」
「今の温度は15.9℃と、テントの中はかなり暖かかったです」

午前0時に消灯し、就寝…。
そのまま朝を迎えることができました。

「眠れました。結構寒かったので朝方3回くらいは起きてしまったのですが、ゆっくり眠ることができました」

参加した人の中には、「テントの中に熱がこもって暖かくなったのでパーカー1枚で寝た」という人もいましたよ。

根本昌宏教授は「しっかりと食べてしっかりと排せつするできれば、ゆっくりと寝ることができる。TKBのバランスを保つためにも最低限のW(ウォーム)を保つことが大切」と強調していました。

避難所に限らず、札幌でもマンションの高層階などで、電気やガスや水道などが絶たれ孤立する恐れもあります。

自宅が避難所の役目を果たす備えがあるのか、改めて見直してみることも大切です。

【特集】“じぶんごと”防災

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年1月20日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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