2025.01.25
暮らす北海道・空知地方在住のライター akanu(あかぬ) が、空知で輝く人や魅力あふれるモノを紹介する連載。
今回は、栗山町で地域おこし協力隊員として活躍する、西村さやかさんに注目します。
「栗山に住んで4年目になります。今でも『本当にここにいるんだ…』と不思議な気持ちになることがあります」
そう話してくれたのは、栗山町地域おこし協力隊員・西村さやかさん。
2022年2月、札幌市から人口約1万1千人の栗山町へ移住し、「情報発信プランナー」として活動しています。
栗山町の公式インスタグラムをはじめ、SNSを通じて町の魅力を発信しながら、地域に根ざしたさまざまな活動にも携わっています。
栗拾いがきっかけで栗山町と出会ったという西村さん。彼女が感じた町の魅力とは——?
さやかさんが栗山町と出会ったのは、コロナ禍真っ只中の2021年秋のことです。
「私は音楽活動もしているのですが、コロナ禍で、今まで当たり前にできていたライブや仕事ができなくなりこの先どうなってしまうのだろうととても落ち込んでいるときに栗山町と出会いました。
パートナーが、栗山の栗農園を営んでいる方と知り合いで、10月の栗収穫の繁忙期に札幌から栗山へ毎日栗拾いのお手伝いに行っていました。私もついていくと、・・・なんて美しい場所なのだろう!と感動しました」
「栗の木がとても美しく、北海道だけどヨーロッパにいるような…そんな不思議な気持ちになりました。」
※美しさに感動した栗の木
栗の木の美しさに感動した西村さんは、前向きな気持ちに。
栗山町ってとても良いところだなぁ…と移住を視野に考えるようになりました。
「その後すぐ、たまたま栗山町の魅力を町内外へ届ける情報発信プランナーという活動をする協力隊員の募集を見つけすぐに応募し、2021年の年末採用通知を頂きました。
2022年2月に札幌市から栗山町へ移住、3月から協力隊の活動が始まりました。
まさに「栗」が繋いだ縁だと思います。(笑)」
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