2025.01.16
出かける「カンパーイ!」
1月の札幌で、厳しい冬を温かくする特別な“乾杯”の声が響き渡りました。
円山のクラフトビール専門店「Atta maruyama」で提供が始まった、新しい冬の楽しみ「ホットビール」。
寒さも吹き飛ぶ、新感覚のビールに注目しました。
地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩3分に位置する「Atta Murayama」。木のぬくもりあふれるインテリアと心地よい空間が特徴のクラフトビール専門店です。
毎月、スタッフが厳選した国内の珍しいクラフトビールを、樽生で5種類以上提供しています。
この日の目玉は、ホットビール。(1杯700円)
冬季限定で、60℃~70℃に温めたビールを、ホットビール専用のビールサーバーで提供します。
ラインナップは、札幌のクラフトビールメーカー「TRANS BREWING」と精和工業所が開発した「ぬくもりバニラ」と、北海道麦酒醸造(小樽)が開発した「チェリー&ベリービール」の2種類。
いずれもホットビール専用に開発されたビールで、温めることでそれぞれの香りと風味がより引き立つように工夫されています。
この日訪れたお客さんたちは、「ホットビールにはあまり馴染みがない」という人がほとんど。さてその感想はいかに…?
まずお話をうかがったのは、「クラフトビール大好きコンビ」の山下さん(向かって右)と、新保さん(左)。おいしいクラフトビールを求め、よく一緒に飲み歩いているそうです。
「あ!おいしい!」と、山下さん。
「いい意味で想像を裏切られました。温めると、熱燗みたいにクセが出るのかと思っていたけど…むしろ飲みやすい」
続けて、お隣の新保さんも感想を語ります。
「炭酸がちゃんと残っているのがすごいですね。特に『チェリー&ベリービール』が好きかな。冷たいフルーツビールよりも、フルーツのフレーバーが全体に広がっている感じがします」
常連客の”たかしさん”にも感想を聞いてみました。
もともとビールは苦手だったというたかしさん。今から約4年半前、「Atta maruyama」でクラフトビールの魅力に出会い、今では2週間に1回のペースでお店に通っているそうです。
「(ホットビールは)おつまみなしでも全然いけますね。寒い外からお店に入って来て、まずは一杯目に飲みたいビールです。ホッとする感じ」