2025.01.03
食べる身欠きニシンを1日から2日、木灰を溶かした水か、米のとぎ汁につけておきます。そのあと、十分に水洗いして、うろこを落とし、4~5cmほどの長さに切ったら、キャベツ、大根、人参などと一緒に、米麹と塩で漬け込みます。
塩分はそれほど強くなく、米麹を使い長期間漬け込むことで発酵が進み、まろやかな味になるとともに、ニシンの風味と香りが増します。
大根はしなやかになるまで干したものを使用し、キャベツはざく切り、人参は千切りにして加えます。漬物容器に米麹と塩、身欠きニシン、野菜を交互に重ねて漬け込みます。
温かい場所に置くと味が変わるのが早いため、昔は屋外に置いて保存していました。
氷点下となる冬を迎え、野菜の水分が凍ることで、シャリシャリとした食感を楽しむことができるのです。現在は、冷蔵庫などで保存する家庭が多いとされています。
(参考:農林水産省HP 「うちの郷土料理」をもとに作成)
***
今回は、ミニチュア作家「碧ao」さんによる、ミニチュア作品「ニシン漬け」をご紹介しました。
北海道の“おいしい”を、ミニチュアの世界を通じて感じていただけましたか?
この小さくキュートな作品が、北海道との豊かな食文化の魅力と出会うきっかけになりますように…♡
<ミニチュア作家「碧ao」プロフィール>
北海道・札幌市出身、2児の母。札幌で7年間、栄養士として勤務した後、横浜に移住。2022年頃、「北海道が恋しい!」という思いをきっかけに、北海道の料理をミニチュアで再現する活動をスタート。
北海道愛あふれるミニチュアで地元を懐かしみつつ、大好きな故郷に貢献したく活動しております。“リアルだけど可愛い”作品作りがモットーです。わたしと同じく北海道が大好きな方の心に響いたら嬉しいです!
X: @miniatureaosan
Instagram: @miniature.aosan_1625
minne(作品販売):@taichanmam16
■作家インタビュー:北海道の味をわずか“1センチ”で再現!全道民がグッとくる…ミニチュア作家・碧aoさんの故郷への思い