2025.01.01
食べる初雪が降るころに、漁師の家でつくられていたものが発祥とされ、地域によってつくり方が微妙に異なるのも特徴の一つとされています。
かつては、各家庭で晩秋に漬けた「飯寿司」を正月ごろに食べる習慣が多くみられました。また、家族や親戚の集まるハレの日のに供される機会も多いとされています。
かために炊いて冷ました米と、新鮮な魚、野菜類、麹を混ぜて樽に入れ、重石をのせて漬け込み、発酵させます。さばいて塩漬けにした生魚を水で塩抜きをしますが、この塩抜きの加減が味を決めるといって良いほどに大事な作業とされます。
塩を抜きすぎると、味も無く保存も効かないが、足りすぎてもできあがりが塩辛くなりすぎてしまいます。
米の甘みと乳酸の酸っぱさのバランスが良く、食事としても、酒の肴としても好まれてます。
(参考:農林水産省HP 「うちの郷土料理」をもとに作成)
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今回は、ミニチュア作家「碧ao」さんによる、ミニチュア作品「飯寿司」をご紹介しました。
北海道の“おいしい”を、ミニチュアの世界を通じて感じていただけましたか?
この小さくキュートな作品が、北海道との豊かな食文化の魅力と出会うきっかけになりますように…♡
<ミニチュア作家「碧ao」プロフィール>
北海道・札幌市出身、2児の母。札幌で7年間、栄養士として勤務した後、横浜に移住。2022年頃、「北海道が恋しい!」という思いをきっかけに、北海道の料理をミニチュアで再現する活動をスタート。
北海道愛あふれるミニチュアで地元を懐かしみつつ、大好きな故郷に貢献したく活動しております。“リアルだけど可愛い”作品作りがモットーです。わたしと同じく北海道が大好きな方の心に響いたら嬉しいです!
X: @miniatureaosan
Instagram: @miniature.aosan_1625
minne(作品販売):@taichanmam16
編集:Sitakke編集部 ナベ子
■作家インタビュー:北海道の味をわずか“1センチ”で再現!全道民がグッとくる…ミニチュア作家・碧aoさんの故郷への思い