北海道の郷土料理を未来に残したい!

▲お刺身の盛り合わせ。1円玉と比較してもこの小ささ!(碧aoさん制作のミニチュア)

ーどんな想いを込めて作っているんですか?
郷土料理のつくり手は年々、少なくなっていると聞きます。この魅力を忘れて欲しくない、文化を残したいという思いを小さな作品に込めています。

ーミニチュアを見た方からはどんな反応を受けるんでしょうか?
私と同じように、道内出身の方からのメッセージが多くて…「実家に帰りたくなった」「母のご飯を食べたくなった」それから「涙が出そうになりました」と言われたこともありました。反響を頂くたびに「作って良かった!」と思いますし、大好きな故郷に貢献できているのがとっても嬉しいです。

▲取材時、製作中だった「おばあちゃんちの食卓」。食卓横に置かれたニシン漬けの樽や、チラシにも注目です。(碧aoさん制作のミニチュア)

ーちなみにご家族からの反応は?
子供たちは「ばあばの家で食べた料理だ!」と反応してくれますね。主人は私と同じく北海道出身なので、作品が完成したら「これ分かる?」って真っ先に見せています。「違うんじゃないか」「もっと照りが足りない」とか、ダメ出しをしてくることも多いです(笑)。

ー今後挑戦してみたいことは何ですか?
まだまだ作っていない料理がたくさんあるので、次々挑戦していきたいですね。今考えているのは、北海道のおせち。あの、12月31日に食べるお重です。北海道にいたら「当たり前」だと思っている存在も、外から見ると北海道ならではの存在だったりするんですよね。
あといずれは、自分でミニチュアづくりのワークショップやスクールも開いてみたいなと思っています。

ー受けたい方、たくさんいるでしょうね!
将来的には、北海道のミニチュアといえば私…みたいなイメージがついたら嬉しいですね。とにかく溢れる北海道愛を作品に注いで、少しでも生まれ故郷に貢献できたらいいなと思います!

ーありがとうございました!

Sitakkeで連載「道産子ミニチュアごはん図鑑」をスタート!

連載「道産子ミニチュアごはん図鑑」

今回ご登場いただいた、ミニチュア作家・碧aoさんによる連載がスタート!
大好きな故郷「北海道」の味と記憶を、ミニチュア作品の紹介を通してお届けします。

これミニチュアなの!?冬の定番「松前漬け」をミニチュアで作ってみた【道産子ミニチュアごはん図鑑vol.1

碧aoさんが思いを込めて作る、小さくキュートな作品が、北海道の豊かな食文化の魅力を再発見するきっかけになりますように…♡

※2024年12月取材時の情報です。

文:太野垣陽介(シーズ)
編集:Sitakke編集部ナベ子

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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