今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年12月16日〜12月20日ピックアップ分)
先週に引き続き、@s.studio6 さんのエゾリスを選ばせていただきました。
先週は、木からジャンプするエゾリスをご紹介しました。
「きょうの1枚」は、その後の様子なのでしょうか?
雪にダイビングして、顔にまで雪をつけながらも、とっても楽しげで、雪の中を、まるで泳いでいるかのようですね
かわいらしいのはもちろんですが、どんなに雪が降っても、どんなに冷え込んでも、いつも元気な姿を見せてくれるエゾリスの様子が、お写真からあふれ出していますねー。
食べているのは、ハンノキの、雄の花が集まった「雄花序(ゆうかじょ)」でしょうか。
大きさはちょうど「小枝」というチョコレートくらいです。
エゾモモンガの大好物のひとつなので、どんな味がするのか、試しに食べてみたことがあるのですが、青臭い〝苦さ〟があって、人間が食べても全く美味しくありません。木の上まで登って、雄花序をとってきて、フクロウなどの天敵に見つかりにくいこの場所で、ゆっくり食べているのでしょう。
エゾモモンガは、木に開いた穴の中で、みんなでくっつきあって寒さをしのいで冬を過ごします。
その〝一体感〟がクセになってしまっているのか、巣から出てごはんを食べているときでも、ついつい、お友達とくっついてしまいます。
お気に入りの木の枝に、横にずらりとならんでごはんを食べたり、「きょうの1枚」のように、トーテムポールのように上下にならんだり。
とってもかわいらしい「モモンガあるある」です。
寒い日が続きますね。
寒さとともに、シマエナガがどんどんふくらんでます。
羽と羽の間に空気を取り込んで、ちょうど人間がダウンジャケットを着込むように、羽をふくらませて、そこに空気を何重にも取り込んで寒さをしのぎます。
「きょうの1枚」は、そんなふっくらとふくらんだシマエナガのお姿。
まる・さんかく・まる、の顔、オレンジ色のアイシャドー、まんまるのフォルム、長いシッポ…。
こんなシマエナガを撮りたいなーと思ってフィールドに出かけるのですが、シマエナガは、木の枝がゴチャゴチャと入り組んでいるところが大好きなのと、1か所にじっとしていなくてすぐに移動してしまうので、なかなかうまくはいかないのです。