今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2024年12月2日〜12月6日ピックアップ分)
エゾユキウサギです。
夏の間は、カラダの色は茶褐色でしたが、冬が近づき、雪の中でも目立たない〝保護色〟の、真っ白な冬毛になり、冬支度はOKのようです。
ユキウサギが、〝白い毛に生えかわる〟タイミングは、日照時間が短くなることが、その〝きっかけ〟なのだそうです。
エゾユキウサギは、冬のさむさをしのぐ巣穴を持ちません。
そしてエサとなる草は、雪をかぶっています。
そんな冬は、〝試練の季節〟です、寒さに耐え、飢えをしのぎ、長い冬を乗り切ったものだけが、翌春に繁殖の季節を迎えることが出来ます。
巣穴から顔を出しているエゾモモンガ、通称「穴モモ」ちゃんです。
良いタイミングで〝ウインク〟をしてくれました、しかもカメラ目線で!
夕方であれば、日が沈んでしばらくすると穴から顔を出して、あたりにフクロウなどがいないかどうか、しばらく様子を見ています。
その時が「穴モモ」のシャッターチャンスなのですが、そこで〝顔だけ〟出しているのと、「きょうの1枚」のように、〝手〟も出しているのとでは、写真に撮ったときのかわいらしさに、大きく差が出る気がします。
やはり、ちいちゃな〝手〟がそえられている方が、かわいらしいですよねー。
両手を出していて、カメラ目線でウインク…、1匹の「穴モモ」写真としては、これ以上のモノはなかなかありませんね。
冬用の、やや密集した羽毛が生えそろって間もないのでしょうか、シマエナガのひときわキレイな白が、とっても美しいですねー。
枝にとまって何やら楽しげにお話をしているように見えますが、実はシマエナガ、じっとして1か所にとまっているのは、なかなかありません。
つねにせわしなく動いて、そして次の木へ、そのまた次の木へと、どんどん移動をしていくのです。
なので「きょうの1枚」のような、ほのぼのとしたお写真を撮ることが出来たのは、超ラッキーですねー。
シマエナガの重さは、およそ8グラム、1円玉8枚の重さしかない、とっても小さな鳥です。
以前にも書きましたが、シマエナガを、目を使って探すのはむずかしいので、鳴き声を覚えて、耳を使って探すことをオススメいたします。
YouTube に「シマエナガの鳴き声」 の動画がありますので、覚えておくとGOOD!
もしかしたら、あなたのお住まいの近くにある公園などでも、シマエナガを見つけることが出来るかも知れません。