2024.12.05
深めるこども家庭庁によると、「不慮の窒息」による死亡事故は2022年までの5年間で「407件」。
約8割が、0歳と1歳の乳幼児です。
札幌市豊平区の保育園「ナ-サリーゆめの木」の0歳クラスでは、園児1人から2人に保育士1人が対応。
1歳以上のクラスでは、園児3人から4人に保育士1人が昼食の対応をしています。
中には噛むことがうまくできず、そのまま飲み込んでしまう子もいるため、保育士が口を見せて「ガシガシだよ」と動きを見せることで、噛むことを意識できるよう促していきます。
こまめに水をあげることも忘れません。
「もやし1つでも長いものがあったりもする。そういうのを見たらこちらで短くしたり…。食事の時間が一番神経を使うかもしれないですね、月齢が小さければ小さいほど…」
調理も、食べさせるときも…
細心の注意をしていますが、これまでに「ヒヤッ」とした経験もあることを安達美也子園長が明かしてくれました。
「開園してから一度ありました。リンゴをのどに詰まらせた子がいたんです。その場で背中をポンと叩いたら吐き出せたんですが、そのときが一番ヒヤリとしました」
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