2024.12.05

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給食詰まらせ1歳が死亡…「骨折よりも命優先」専門家が教える対処法2選をやってみた

食べる前も、食べ始めても…

いただきますの前に…

お待ちかねの給食の時間。

まず、お茶や汁物でのどを潤します。
食べ始める前に、「のどの通り」を良くするのです。

歌志内認定こども園「あおぞら」では、一人一人の園児に合わせた「大きさ」や「量」の食事を栄養士が盛り付けます。

混ぜたりつぶしたり…

そして「さあ食べよう」…となるその直前、今度は保育士が子どもたちの様子を見ながら、食材を切ったり、つぶしてから食べさせたりする念の入れようです。

0歳から1歳児9人に対し、8人の保育士が対応。
さらに担当の園児も決めているといいます。

それぞれの園児にぴったり先生がつく体制

そうすることで、子どもにとっては「いつもの先生」が目の前にいることになり、食事・遊び・お昼寝…すべての面で安心できる環境を整えているんです。

長沢園長がそうすることでの具体的なメリットを教えてくれました。

「『きょうはこの子ちょっと食べ進みが悪いから熱を測ってみる』とか、せき込む場合には無理させないで軟らかいものにするとか、お湯を足して飲み込みやすい形にするとか、1人1人に対応しています」

万一の事態に備え、食堂にも電話を設置。
また、職員室には消防直通の電話もあります。

「食べ物の大きさや軟らかさについては、調理と検食する私と先生たちのたくさんの目で、段階を追って見極めていくのも大事なのかなと思っています」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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