2024.11.07

みがく

札幌の芸妓が語る!実は便利な「着物」の魅力について再考してみた【さっぽろ芸妓日記vol.15 】

Q2. お洋服は持ってるの?

A: 一応持っていますが、昼間のお稽古も夜のお座敷もほとんど着物ですので、お洋服よりも着物の方が多いです。(お洋服の流行を追うのは、とっくのとうに諦めました。笑)

そうそう、着物を持っていてよかったなぁと思うことがありまして。 例えば冠婚葬祭に参列する際には、自前のお着物で出られるんですよね。 自分でささっと着付け出来るので時短にもなりますし、お洋服のTPOで迷うこともあり ません◎

普段のちょっとしたお出かけでも、お着物ですとカジュアルからフォーマルシーンまで全てカバーできるので、やっぱり和服は間違いないな~と感じます。

後輩のふみ代ちゃんと色違いのお着物で。相談してコーディネートを組むこともあり ますよ)

今年で芸者生活7年目になる私ですが、お着物のことはまだまだお勉強中です。

立ち姿がきれいに見える着付けの仕方や、お着物や帯、小物の合わせ方など… いまだに間違えてご指摘をいただくこともたくさんあります。

そうやって失敗しながら学んでいくんですよね…。

芸者衆は色合わせや季節、お客様によって身に着けるものを変えています。 私たちのこだわりのコーディネートにも、是非注目してみてくださいね!

【動画】こと代さんゲスト回「したっけラジオ」(2024年10月27日OA)

■HBCラジオ『ひとりの夜にあなたとあたしの したっけラジオ』
■毎週日曜日 午後7時半〜8時
■出演 満島てる子、HBCアナウンサー・森結有花

***
連載 さっぽろ芸妓日記
文:さっぽろ名妓連 こと代
編集:ナベ子(Sitakke編集部)

<「こと代」プロフィール>
札幌生まれ、札幌育ち。2018年にお披露目して以降、現在も最北の花柳界「さっぽろ 名妓連」で芸妓として活動中。開拓期から続く北海道の花柳界文化をたくさんの方に 知っていただくべく日々奮闘中。飼い猫達と遊ぶことが日々の癒し。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X