2024.11.02

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小3が作る“やさしいレモネード”きっかけは「急にいなくなった」男の子への思い

やるからには…!原価や利益も計算しプレゼン

打ち合わせで瑛都くんは、「こっちのほうが寄付する金額はいっぱいできます」とプレゼン。

ファミリークリニックさっぽろ山鼻の松田諭院長が「うんうん」とじっくり話を聞きます。

「意識を持ってみんなで関わることで、このようにつながりができていたと思うが、そういう人たちが増えたら最高の予防医療になる。ぜひレモネードスタンドをやってもらえたらうれしい」

目標の募金額は30万円。
そのために、販売価格をいくらにするか?
また、原価をいくらに抑えなければならないのか?

次の相談相手は、塾の先生です。

「物の価値を高めて、値段を上げて、それで利益をたくさん増やそうという計画だよね」

冬野恒史塾長が問いかけます。

「1杯のもうけ100円を、100×140杯=1万4,000円が、1回の儲け」

まだ習っていない3ケタの「かけ算」や「割り算」の計算も出てきましたが、瑛都くんはあきらめずに「値段」や「開催回数」を計算し、計画を練り上げてきました。

また、タブレットを片手に、告知用動画の制作も。

そんな行動力を間近に見守る、メンバーのお母さんの目には光るものが…。

その後、自分たちで撮影し、動画も完成しました。

2024年、夏休みのすべてをレモネードスタンドの準備に費やした瑛都くん。

夢中になる理由には、幼い頃の記憶があります。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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