2024.10.27
深めるインスタグラムのフォロワーなど、休井さんを応援している人の多くは女性。その人たちのためにも、自分の経験を発信しようと決意したといいます。
「産婦人科はちょっと怖いと私も思っていたから気持ちもすごくわかる」と話しながらも、「早期発見のために病院に行ってほしい」と力をこめます。
北海道対がん協会の岡元一平所長は、情報を正しく持ち、伝えていくことの重要性を語ります。
「子宮頸がんは女性の人生を変えてしまう。お母さん世代がきっちり理解していれば娘さんに正しい情報を伝えて、娘さんから子どもに伝わっていく」
30代から40代の発症率が高いことから、「マザー・キラー」と呼ばれる子宮頸がん。
「防げるがん」と呼ばれる所以は、ワクチンと検診の「予防の両輪」があってこそです。
ワクチンの接種の有効性だけでなく、100%の予防にはならないことを含めてそのリスクも知ること。
そのうえで、早期発見や、がんが発症していないことを確認するために、定期的な検診を受けること。
命を守るため、知識とともに多くの選択肢を持っておくことも必要です。
"防げるがん"、子宮頸がんと、どう向きあうのか。
それを考えるためにも、十分な必要な情報に触れる環境を作っていくことが、身を守るためのカギになるのではないでしょうか。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部 泉優紀子・貴田岡結衣
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年9月20日)に基づき、一部情報を更新しています。
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