2024.10.27
深めるがんで亡くなる人は4人に1人。でも、予防のワクチンがあり「防げるがん」とされているものがあります。
「子宮頸がん」です。
主にウイルスに感染することで発症する、子宮頸がん。
「防げる」といいながら、ワクチンの接種率は低調なままです。そんな子宮頸がんの予防の現在地を取材しました。
連載「じぶんごとニュース」
いまから9年前、カラダの不調を感じた女性は、診察を受けた病院で思いがけない病名を知ることになりました。
旭川市に住むかなさん(45)です。
元々生理不順で、度々不正出血もあったかなさんは、その状態を「そんなに問題があるとは思っていなかった」といいます。
かなさんは当時36歳。子宮頸がんの初期段階にあると判ったのです。
双子の娘たちはまだ4歳…、育児に追われるさなかのことでした。
「最初に、『早期だったら子宮を取らなくていいんですか?』と尋ねたんですが、医師は”それはどうかな…”って感じだった」
“なんでこうなっちゃったんだろう”
“もし私が死んじゃったら、子どもたちを残してどうしよう”
■「正直、戸惑った。でも…」こころが男性どうしのふうふが、授かった命 【忘れないよ、ありがとう①】