2024.11.24
暮らすヤマモトさんによると、防災用品を準備するにあたって、大切なのは「災害時の状況を想定」することだといいます。
やみくもに防災用品を用意するのではなく、できるだけ“リアル”に、災害時の状況を想定した上で、必要なものを揃えることがポイントです。
・地震や台風といった災害の種類
・在宅中か、出先か
・家族や自分はどんな状況か
・電気・ガス・水道・スマートフォンはどこまで使えるか
など、実際に起こりそうな状況を想定しておくことで、何を準備すべきかが見えてきます。
「災害の種類」の想定には、自分が住んでいる地域のハザードマップがヒントになります。ハザードマップは、各自治体等のホームページで確認することができます。
今回はヤマモトさん自身の例として、以下の状況を想定しました。
【災害の種類】
震度5弱の地震、津波のおそれはない地域
【在宅中か、出先か】
在宅(ヤマモトさんは在宅ワーク中心のため)
【家族や自分の状況】
夫は外出中、子ども2人(1歳、4歳)は在宅。
自宅から子ども2人を連れて避難。避難所で夫と合流する
【電気・ガス・水道・スマートフォン】
電気・ガスは使用不可、水道とスマートフォンは使用可能
この想定に基づくと、ヤマモトさんは子ども1人を抱っこし、もう1人の手をつないで避難することになります。すると、その状態でも持てるサイズ・重さの防災リュックを備えるべきだと考えられます。