2024.10.06
暮らすいつ、どこで発生するかわからない災害。
心構えはどのくらいできていますか?
イラストレーター・ヤマモトクミコさんは、元海上自衛隊員です。
入隊1年目に東日本大震災の支援に従事しました。
連載「元自衛隊員が描く“こころの防災”」では、未曾有の大災害の支援を通し、ヤマモトさんが学んだ「災害のこころ構え」をマンガでお伝えしてきました。
今回、「HBC演劇エンタメ研究会(通称“エンケン”)」のメンバーが、マンガに声をあててボイスコミックを制作しました。
防災について考えるきっかけにしていただければ幸いです。
エンケンメンバーは、代々木アニメーション学院札幌校で声の演技について学び、収録に臨みました。
【アフレコ体験レポ:アニメの声優さんってスゴすぎ!現役アナウンサー3人がアフレコに挑戦してみたら...】
いかがでしたか?
代々木アニメーション学院で学んだ成果を、少しは発揮できたと思います。
たとえば!先生からのアドバイスを受けて、今回はもんすけを目の前に置いてアフレコをしました。
というのも、「対象が誰なのか」ということを常に意識するのが大切で、実際に声優さんも目の前に人形を置いている方がいらっしゃるそうです。
そして、マンガですからヤマモトクミコさんの書いている絵から読み取れることを、文字面だけでなく、その奥に隠れた感情を表現できるように意識してみました。
たとえば、「えへへ」って笑うところも、おばちゃんが部屋でくつろぎながら、せんべいを食べている「えへへ」にしてみたり、「悔しい」っていう気持ちが手のぶるぶるぶるっていう絵に表れていたので、ちょっと声も震わせながら読んでみたりとか。
絵を、原作者の意図をなるべく自分でくみ取れるように読んでみました。私のヤマモトクミコはこれが限界です。でもまだまだ、伸びしろは十分だと思いますので、次の読み手の方の読みも期待していてください。
これからもエンケンの活動を続けていきますので、よろしくお願いします!