2024.08.23
深める利用する際の手順を簡単に紹介すると、次のような流れになっています。
◇《送骨サービス利用方法》
(1)骨壺のフタをしっかり留めて、骨箱ごと専用の箱へ入れる。
(2)新聞紙など緩衝材を入れて梱包⇒郵便局から発送。
(3)霊園に到着後、納骨の代行も可能。
費用については、合同墓は3万9000円で、樹木葬は7万8000円からとなっています。
ともに永代供養つきで、送骨サービス、納骨サービス自体には料金はかかりません。
では、どんな状況で利用するのかというと、次のようなケースです。
◇《送骨サービスの利用例》
例えば、北海道外で亡くなった肉親を、三笠の霊園に埋葬する場合など、遺骨を遠くから自分の手で運ばなくても、郵送で送ることができます。
また、最近は“自ら生前予約”して、遺骨の発送だけを施設や知人に依頼しておくといった利用も増えてきたとのことです。
子どもいない夫婦の予約が多く、亡くなった後、無縁遺骨となることを防ぐことができます。
北海道中央霊園によれば、8年前にサービスを始め、当初は年10件ほどの利用だったとのことですが、ここ数年は、年間100件を超える利用があるそうです。
葬儀やお墓の考え方も多様化するいま、自分らしい最期の形を、自ら生前に考え、選択しておくこともいいのかもしれません。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年8月15日)の情報に基づきます。